2016【冬ドラマ】 おすすめドラマ15本!!『前編6本』『後編9本』のうち、すでに13本がスタートを切りました!
もうご覧になりましたか?
⇒ 2016【冬ドラマ】 おすすめドラマ15本!!『前篇6本』(日曜~火曜日)
⇒ 2016【冬ドラマ】 おすすめドラマ15本!!『後編9本』(水曜~土曜日)
私はといえば、この1週間で11本(+相棒)のドラマを見たせいで、なんかもうよく分からなくなってきました(-_-;)
昨夜は、『真田丸』(第2回目/20:00~)から、『家族ノカタチ』(TBS/21:00~)を連続で見て、そのまま気を抜かずに一気に臨床犯罪学者『火村英夫の推理』(日テレ/22:30~)まで見てしまおうと思っていたのですが・・・、もう疲れた!? もうドラマ見たくない(@_@;)となってしまい、断念。録画することに。
たまにあります!! こんなこと(^^ゞ
今日は月9も録画です(;´∀`)
さて、気を取り直して…!??、
私が先週注目したのは、同じ刑事ドラマというカテゴリーで、しかも主人公の刑事が一風変わった特徴を持つというなんとなく似通った設定の2本のドラマです。
一本は『ヒガンバナ』
もう一本は『スペシャリスト』
しかもこの2本、今回が初めての登場ではなく、以前から2時間のスペシャル枠で放送されているという点も共通しています。他にもいくつかの共通点を持ちながら、はたしてどちらが面白くて今後も見続けようと思ったでしょうか?
2本のドラマの共通点:決めゼリフ
・『ヒガンバナ』の主人公 来宮 渚(堀北真希)のセリフ “シンクロしました!”
そして・『スペシャリスト』主人公宅間 善人(草彅剛)の決めゼリフ “分かるんですよ、だって10年入ってましたから”
これ、大事です!
見続けようっていうドラマには必ずこの「決めゼリフ」というか「定番台詞」があります。
もちろん、その台詞が陳腐で、浮いてしまえば逆効果になりそうですけど・・・。
例えば、成功した台詞として
・『相棒』(テレ朝)杉下右京の定番台詞↓
“細かいところが気になるのが僕の悪い癖”、“僕とした事が!!、迂闊でした”、“あとひとつだけ(よろしいですか)”
同じく『相棒』の角田六郎の台詞、“お前ら、暇か!?”とか、
・『古畑任三郎』(フジTV)の定番↓
“んー、お察しします”、“え~あなた、(おでこに指先あてながら)あなたが犯人です”、“古畑任三郎でした”(最後に自分の名前を言ってしまう(^_^;)とか。
・『ガリレオ』(フジTV)の“実に面白い!”、
・『TRICK』(テレ朝)の決めゼリフ、“お前のやったことはまるっとお見通しだ”
・『謎解きはディナーのあとで』(フジTV)“お嬢様の目は節穴でございますか?”なんて。
あとは、『家政婦のミタ』(日テレ)“承知しました”
有名な『半沢直樹』(TBS)“やられたらやり返す、倍返しだ!!”ってね・・(^^ゞ
まあ、でもなんといっても最強は、『水戸黄門』(TBS)の“この紋所が目に入らぬか!”ですよね。
このセリフを待ちわびるようになったら(視聴者が)こっちのもの(制作者側のもの^_^;)!!
これが出ると、一安心っていうか、惰性でもそれを期待してチャンネルを合わせて待ってしまう効果がありますよね (;^ω^)
では・・("^ω^)、
『ヒガンバナ』の“シンクロしました!”。
『スペシャリスト』の “分かるんですよ、だって10年入ってましたから”
どうでしょうか?、この決めゼリフ!
記憶に残る"決めゼリフ"となるのでしょうか?
まだまだドラマは始まったばかりでなんとも言えませんが、
定番・決め台詞に必要なのは、分かりやすさ・覚えやすさと、そのセリフが不自然じゃないこと。だと思うのですが、
その点、“シンクロしました!”は、いまいちイメージしづらいかなぁと・・(;´∀`)
今後、こなれていったら化けるのでしょうか!?
しかし、言うまでもなく、化けるかどうかのカギを握るのは、結局は≪ドラマの質≫ですからね^_^; 当たり前ですけど(;^ω^)
では、『ヒガンバナ』で気になったこと。
『ヒガンバナ』
警視庁刑事部「捜査第七課」:女性犯罪や女性犯罪被害者の対応を目的として新設された部署。
本庁の男性刑事からは「ヒガンバナ」と呼ばれる。
「捜査第七課」
堀北真希(来宮 渚(きのみや なぎさ)巡査部長。
檀れい(峰岸 雪乃(みねぎし ゆきの)警部補 チームのリーダー的存在で、来宮とコンビを組む。
知英 東京監察医務院監察医 帰国子女で敬語が上手く話せない。
高梨臨 巡査
YOU 警部補
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大地真央 警視正 「捜査第七課」捜査七課の創設者
平山浩行 警視正
木本武宏 警部 お笑いコンビ「TKO」
高橋惠子 渚の主治医
佐野史郎 警視長
DAIGO フリージャーナリスト
とても気になったこと:お笑いコンビTKOの木本武宏さんですね。私の中では圧倒的に浮いてみえました!それが演技によるものなのか、イメージによるものなのかは分かりませんが、何か“違和感"を感じました。
「違和感とは・・、「生理的、心理的にしっくりこない感覚。周囲の雰囲気にそぐわず、食い違っている印象を受けること。また、普段と様子が違うこと。不自然なさま」by ニコニコ大百科
そうです!まさに“違和感”です!!
特に、周囲の雰囲気にそぐわず、不自然なんです。
また、意外と登場機会が多い。これが厄介。
またまたしつこくて申し訳ありませんが、こちらの記事もご参照下さい。
⇒ 2015秋ドラマ「下町ロケット」感想 “芸人さん”を使うことについて!(11/2)
このドラマが、シリアスなものではなく、もっとコミカルな、コメディタッチのものであれば、きっと気楽に見られるのかと思いますが、そうした雰囲気とは程遠く。
そもそも「第七課」自体は、YOUさんはじめ、少しおちゃらけたメンツが揃っていてコメディ調ではあるものの、その対比として、堅物な捜査一課という感じなので、余計 木本さんの真面目さが浮いてしまう。。
正直、他に役者さんはいなかったのか?と、聞いてみたいものです。
※そういえば、もう一つの警察ドラマ。テレ東の『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(テレ東)でもTKOの木下隆行さんが出演していましたね!?
なんなんでしょうか?(演技上手いですか?素朴な疑問)そして、このキャスティングの意味は?
全く分かりません(;´・ω・)
この時点で、残念ながら(私の中では)『ヒガンバナ』はマイナスからのスタートです!(;´∀`)
では、対する『スペシャリスト』は、
草彅剛 (宅間 善人(たくま よしと)
南果歩 姉小路 千波(あねこうじ ちなみ)
夏菜
芦名星
平岡祐太
和田正人
吹越満(総合事犯対応係(仮)を新設する。
こちらのキャスティングに特に不満はなく。強いてあげれば、夏菜さん。CM以外にドラマでは見たことなくて、初めは少し"違和感"をおぼえました。
役どころとしては、主人公 宅間の相棒としていろいろ振り回される役ですね。
その違和感は!?
ドラマ自体(というか、草彅剛の存在が、)が、先の『ヒガンバナ』ほどシリアスではなく、ちょっと漫画チックな分、突込みばかりの夏菜さんの役も時間とともにそれほど気にならなくなってきました。
あっ、この二つのドラマの共通点としては、もう一つ。
どちらも上司が、主人公となる部下(堀北と草彅)に振り回されるという。
(あっ、これもテレ東の『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』とかぶりますね。
さて、そして刑事ドラマとしてどうなのか!?(以下、ネタバレあり)
まだどちらも1話しか見ていないので、何とも言えないのですが・・、
私は『スペシャリスト』の方が楽しく見ることができました。
その差はどこにあったのかというと、それは・・、
刑事ものドラマで最も大切な≪事件の真相と「犯人」の差≫です。
『ヒガンバナ』で起きた殺人と要人を乗せた豪華客船の爆弾事件。それを結びつける写真。
あまりにも偶然に頼り過ぎた事件であり、爆弾の犯人がショボすぎる!
しかも、しかも、客船内を捜査する捜査一課の能無し具合がひどすぎます!
第一話なので、主人公と「ヒガンバナ」と揶揄される「捜査第七課」の活躍を印象付けたいのは分かりますが、もう少し普通に捜査してもらえませんか?と、いう感じ。
結局、最後、来宮(堀北真希)一人にすべてが託されて・・("^ω^)。
おいおいおい、そりゃないだろうというオチ。
その点、『スペシャリスト』は、
自殺と見せかけて、殺人!
んっ、やっぱり自殺!?
あれ、違う?
じゃ、真犯人は!?
・・・、
という意表を突く展開が用意されていました。
要するにこういうことですよね( `ー´)ノ
刑事ものドラマを見続けたいと思うかどうかは、結局、事件(犯人、動機、トリック)にかかっていると!
そこに、うまく主人公の個性が活かされた"決めゼリフ"や"定番台詞"が印象に残ればなお良し!!と。
『ヒガンバナ』は、そういう点でちょっとがっかりでしたね(;´∀`)
では、なんへんです。
冬ドラマ『ヒガンバナ』第一話 なんへん:52
※堀北真希さん、檀れいさんコンビの魅力でどこまで視聴者をつなぎ留めておくことができるでしょうか?事件がもっと面白くて、捜査一課がもっとしっかりしないと厳しいと思います!!でないと、せっかくのDAIGOの謎めいた役も、その種明かしの前に見るのやめてしまいそうです!(;´∀`) ※ただし、DAIGOさんの演技は・・・!?、実は真面目な方というのが(この前の結婚会見からも)にじみ出ちゃっているので、怪しさ0%なんですよね。ここでも、他に役者さんいなかったのかなぁ~(-_-;)
冬ドラマ『スペシャリスト』第一話 なんへん:56
※こちらは、今旬な?草彅剛さん、南果歩さんとのコンビに夏菜さんというアクセントが加わり、吹越満さんと安定感あるメンバーで安心して見られるかなと・・。このままもっと難解な事件で楽しませていただきたいと思います。★冬ドラマの『警察・推理もの』まとめてみました↓
⇒ 2016冬ドラマで一番面白い『警察・推理もの』ドラマは!?
⇒3/12up 『スペシャリスト』第9話感想 《草なぎ剛という役者について》
⇒3/18up『スペシャリスト』&『ナオミとカナコ』怒涛の最終回 感想!
『ヒガンバナ』の裏番組対決!↓なんへんは!?
⇒ 2016【冬ドラマ】TOKIO長瀬智也主演『フラジャイル』感想!“僕の言葉は絶対だ!!”
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⇒ 2016【冬ドラマ】『フラジャイル』感想!視聴率なんて気にするな!?&森井君役の"野村周平"頑張るの巻
⇒ 2016【冬ドラマ】臨床犯罪学者『火村英生の推理』感想~この犯罪は美しくない~
⇒ 2016【冬ドラマ】『フラジャイル』感想!視聴率なんて気にするな!?&森井君役の"野村周平"頑張るの巻
⇒ 2016【冬ドラマ】『ナオミとカナコ』5話感想 "動き始めた犯罪!! あなたも共犯者!?"
⇒ 2016【冬ドラマ】『スミカスミレ』感想!ドラマの魅力とは!? 桐谷美玲さんを見たいか!?
以上
Mr.なんへんでした。