『スペシャリスト』第9話感想 《草なぎ剛という役者について》

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2016冬ドラマ『スペシャリスト』も第9話まで来ていよいよ佳境に入ってきました!

主人公宅間善人(草なぎ剛41歳)を冤罪に陥れたのはどんな組織で、その真の黒幕は誰なのか!?

次週最終回ですべてが明らかになるのでしょうが、
宅間を罠にはめた組織=“我々(われわれ)”という組織の存在
その成り立ちから崩壊までの過程は今回でほぼ明らかにされました。

徐々にマンガチック(荒唐無稽)な展開となってきて、警察ドラマというより、謎ときサスペンス色が濃くなってきた感じです(予想は出来ましたけど)。
最近その手の、警察や公安組織内部の人間が関与する陰謀や悪だくみが流行っていますので。

陰謀、悪だくみ、裏切り・・・、

そういった種類のたくらみをストーリーの軸にするのは、見ていてドキドキ・ハラハラして面白いのですが、一歩間違えれば単に荒唐無稽な=(馬鹿ばかしい、あほくさい、白けた)ドラマになってしまう可能性がありますよね。

そういった意味では、前回から続いている“殺し合い”(裏サイト、チェスの駒、殺人トーナメント、そして宅間の元嫁  美也子の毒殺未遂 etc)
かなりギリギリの線ではないですか?(^^ゞ

そこをなんとか現実世界にギリギリ踏みとどまらせているのは、なんでしょう!?

・・
・・・、

演者(役者)の力だと思います!

もちろん、脚本や演出の力もあるでしょうが、同じ脚本でも、それが真実味を持つか、それともウソ臭くなってしまうかは、ひとえにその役者を信頼できるかどうかにかかっていると思うのです。

役者への信頼ですね!!

ここに来て、「犯罪脚本家」というそれこそマンガチックな人物が登場してきました(以前スペシャル版で登場していますけど)。
この「犯罪脚本家」こと佐神(さがみ)を演じているのは、ご存じ上川隆也さん(50歳)です。

上川隆也という役者さんへの「信頼」(私個人の信頼ではありますが・・)が、この「犯罪脚本家」というウソみたいな存在をリアリティのある存在たらしめていると!

そういう観点でみると、このドラマのキャストはうまくハマっているなぁと感じます^^;。

例えば、上司である南果歩さん(52歳)の役が、いかにも刑事らしいもっと年輩で堅物の方=(「科捜研の女」の内藤剛志さんみたいな)が演じたら、そもそも自由奔放な捜査をする宅間の活躍などあり得ないという感じがしてしまいますしね・・
(”^ω^)。

以前の記事で、
“コンビを組む夏菜さん(26歳)や芦名星さん(32歳)、平岡祐太さん(31歳)がいる『特別捜査係』も何気にまとまってきて、ストーリーを邪魔するような意味のないおしゃべりも最小限に抑えられて事件解決に集中できるようになってきました”と、書きましたが、
物語が複雑になってきた分、登場人物たちがうっとうしく感じると、それだけで疲れてしまうのですが、人数もセリフにも無駄がない。

————–
さて、そんな話の流れの中で、やっぱりこのドラマを支えているのは(当たり前ですが)、
宅間善人を演じる草なぎ剛さんですね。
————-
もう15年以上も続いているテレ朝の『ぷっ』すまという長寿番組があります。
草なぎとユースケ・サンタマリア(2人合わせて、“なぎスケ”)がMCを務める「超癒し系バラエティ」です(^_^;) 誰もが一度は見たことあるのじゃないですかね(;^ω^)

最近は放送時間が遅すぎて見ていませんが、
ここに出ている草なぎ剛って、ホンっとに、毎度毎度アホだなぁ~って・・・、そんなことを思い笑いながら、そして癒されながら見ていました。
ユースケ・サンタマリアとのやりとりは、常にゆるく、ゲストに対するおもてなしもかなりいい加減。
そしていつも最後はグダグダに・・・。
とにかくユルい番組です。

(;´∀`)

そこがいいのですが・・!(^J^)

しかし、そんなユルユルの草なぎ剛というタレントは、
「役者」という役割を与えられると、人が変わります!!

まあ、「役者」と呼ばれる人たちは、
多かれ少なかれそんな二重人格的なところがあるのかもしれませんが、
たとえば、同じSMAPの木村拓哉さん(43歳)は、普段の人間性と“役”との間にはそれほど大きなギャップがないようにみえます。

しかし・・、草なぎ剛という「役者」は !?

演技がうまいのか!?と聞かれると、よく分かりません。
好き嫌いもあるでしょう(;´Д`)

(私見にはなりますが)、
ただ、草なぎ剛は、その「役」にずんずんのめり込んでいく・・・、そして、それがこちらに伝わってくる。
そんな才能があると思います。それは、これまでの主演ドラマでも度々感じたきたこと。

これまでに印象に残ったドラマ

いいひと(1997年)共演:菅野美穂
僕の生きる道(2003)共演:矢田亜希子、大杉漣
僕と彼女と彼女の生きる道(2004年)共演:美山加恋(子役)、小雪
僕の歩く道(2006年)共演:香里奈、佐々木蔵之介
任侠ヘルパー(2009年)共演:黒木メイサ
99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜(2010年)共演:仲間由紀恵、松山ケンイチ
37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜(2012年)共演:水川あさみ、ミムラ
銭の戦争(2015年1月)共演:大島優子、木村文乃

※こうやってあらためて見ると、いつも共演する女優さんに恵まれていますよね(^^ゞ

「役」になりきる、のめりこむ
それは、逆に言うと、無個性だから成せる技なのかなと思います。

『ぷっ』すまでみせるあの能天気さと無防備な個性?のおかげで、
逆に、与えられた「役」のなりきることができるのかもしれません!?

ただ、そうは言っても、完全に個性がないのかと言えば、
そんなことはなくて、ちゃんと「草なぎ剛」という存在も残していたりして・・・!?

草なぎ剛のセリフ回し(台詞の言い方、言い回し)は、なんとなくぎこちなく感じるけれど、
それを補って余りある「役」へのなりきり度がすごいと思います。

『スペシャリスト』で、”あちら側”=犯罪者側になるかならないかの境界線で葛藤する場面ではつい力が入って見てしまいました。

もう一つ。
草なぎ剛という無個性=無色な役者は、それゆえ、共演者をうまく引き立たせることができる役者さんでもあるのかなと…、私はそう感じるのですが、だから共演者も結構印象に残っています。

なんて、ちょっとホメすぎですか!?
(*´Д`)=з
・・・、
しかし、彼は間違いなく、”歌”よりも「演技」ですよね(;^ω^)。なんとも言えない「存在感」がある。

SMAP関連で、こんな記事も(^^ゞ⇒ ドラマ『ストレンジャー』バケモノが事件を暴く 感想!! 《香取慎吾という役者について》

さて、『スペシャリスト』第9話のラスト!
宅間の怒りが自身を”あちら側”に連れて行ってしまうのか!? それとも、仲間たちの想いが踏みとどまらせるのか!?

最終回、目が離せませんね!( `ー´)ノ

では、なんへんです。

冬ドラマ『スペシャリスト』第9話 なんへん:60

※ドラマとは関係ありませんが、

今後彼の活躍の場が、一連のSMAP騒動による事務所内での力関係で、閉ざされてしまうことがないよう願うばかりです。
何気に草なぎ剛という役者の演技を楽しみにしておりますので・・(”^ω^)

関連記事です。お暇ならご覧ください ↓(^^ゞ
2016冬ドラマで一番面白い『警察・推理もの』ドラマは!?

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最終回感想upしました!⇒ 『スペシャリスト』&『ナオミとカナコ』怒涛の最終回 感想!

以上
Mr.なんへんでした。

   

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