大河ドラマ『真田丸』 感想!《第26回瓜売加筆》三谷脚本全開の巻

SnapCrab_NoName_2016-2-6_44o-00

第26回-瓜売-感想

まず、瓜売”ってなに?と、調べたら、つけ物の瓜(うり)をかついで声を上げて売り歩く商人がいたと。そのことなんですね。
ふむ( `ー´)ノ

さて、今回の大きな動きは・・(;´・ω・)、
う~ん、どうやら嵐の前の静けさ的なエピソードを入れて次回「不信」につながる伏線の回でした!

側室の淀殿(茶々)が生んだ鶴松が病死してしまい、後継者になかなか恵まれなかった秀吉(小日向文世)は、姉の子秀次(新納慎也)を養子にして、自分の後継者にしようと「関白」の地位を譲ります。しかし、これが嵐を呼ぶことに!

そして、自分は隠居するかと思いきや、朝鮮侵攻!
もともと関白になったころから、朝鮮から明を侵略する野望を抱いていたらしい(;´∀`)
ただ今後そこらへんはどこまで描かれていくのか・・?
なんといっても主役は真田家なので。

そんな中、なんと、淀殿がご懐妊(;´∀`)次男・秀頼を出産する。

どうする!? どうなる!関白秀次。

これまでの秀次は、明るくマイペースで楽天的な雰囲気を出していましたが、演者の新納慎也さんがそれを自然に演じていて、本当に能天気な人かと思うほど・・(”^ω^)。

SnapCrab_NoName_2016-7-5_22o-01

あまりテレビでは見たことなかったですが、舞台俳優として活躍されてるんですね。
この大河をきっかけに、これから民放でも使われていきそうな雰囲気。

特に、これから見せるであろう『殺生関白』と呼ばれた秀次をどう演じるか!?
そこで評価がもうワンランクアップといきますか!?
楽しみです!

しかし、なんといっても今回は、瓜売です!

朝鮮侵攻が膠着状態になり、そのストレス発散か!?(;´∀`)
やつしくらべ(仮装大会)をやることに!

あっ、あらためてこの朝鮮侵攻を調べると、かなりグイグイ攻めていったんですね。秀吉は!
 ↓
まず肥前(ひぜん:佐賀県北部)に名護屋城(なごや)を建設。※ナゴヤなごや言うから、一瞬愛知県かと思ったわ(^_^;)
そこを拠点に中国・四国・九州のほとんどの大名による16万もの兵を朝鮮に送り込み、当初は快進撃を続け、当時の李王朝の首都・漢城と平壌を続けざまに占領してしまったと!
しかしそこからは、明(中国)からの援軍、李舜臣(りしゅんしん:李氏朝鮮の将軍の一人で、朝鮮半島においては日本の侵略から朝鮮の危機を救った”救国の英雄”とされている)率いる朝鮮水軍に補給路を絶たれて次第に苦戦、膠着状態に
 ↑
そんな戦いは描かれないのでしょうね。

はい、では、やつしくらべ(仮装大会)です。

見ながら、思わず、サラリーマンの悲哀を感じてしまいました。※いや、サラリーマンじゃないけど・・。

家康は「あじか(かごやざる)売り」
真田は「瓜売」を披露しようと・・。

SnapCrab_NoName_2016-7-5_19o-00

しかしなんと、秀吉も『瓜売』をやると!(;´∀`)

どうする!? どうなる!昌幸(草刈正雄)。

どう見ても、昌幸の方が上手い瓜売。しかし、秀吉に恥をかかせるわけにもいかず。
しまいには、しびれ薬を使うとかなんとか・・(”^ω^)
マジか!?

結局は、昌幸が急な病で出られないことにして・・(”^ω^)

くぅ~!切ない(;´∀`)
まさに、サラリーマンの悲哀です。

優勝は、当然秀吉に。昌幸の方が何倍も瓜売上手だったのに・・。無念!

時代は違えど、生きていくことは真に厳しいものよ( `ー´)ノ

同じようにその悲哀を痛感している人物が。
その表情をカメラはちゃんと捉えています。

もちろんそれは、徳川家康ですね!

もうこんな役回りは御免じゃ!!なんて思っていたのでしょうか・・(”^ω^)

ラストの場面。

またまた三谷脚本らしいやりとりが。

昌幸の母(昌幸の祖母)とり(草笛光子)の最後の場面

名護屋城から親子3人(昌幸、信幸、信繁)が駆け付けます。

とり:寂しいのはごめんじゃ、明るく見送れ

そこで、昌幸が一所懸命練習していた瓜売を大声で披露!
ちょっと目頭が熱くなる場面!のはずが・・、

うるさい!

へっ!?

“うるさい”って・・、

でもそんなことを言いながら、力尽きるとり

と、思いきや、

すくっと立ち上がるとり。そして二人の孫に最後の説教!

いや、三谷さん、ここまでやるか!?

でもいいんです!
来週のタイトルは『不信』
もうきっとこんなおふざけはできなさそうですから・・。

存分にお笑い三谷脚本を味わわせていただきました。

次回からはその真逆の地獄絵図を見せてください。

以上
第26回感想でした。




↓======= 25話まで(6/26)感想=======↓

第25回-別離-感想

大きな動きは2つ!
-千利休の切腹-。そして、
-秀吉の愛児・鶴松の死-

千利休は武器商人として北条ともつながり暗躍していたことをとがめられたのですが、もう一つ。京都・大徳寺山門に自身の木像を設置したことが秀吉の怒りをかって、切腹を命じられてしまいます。ドラマでは、そこのところ、実は茶々(竹内結子さん)様が利休に頼んだことだったと・・。
茶々⇒淀殿って、実のところどんな女性だったんでしょう!? 竹内結子さん演じる通りの自由奔放でちょっと我儘な感じの方だったんでしょうかね。
決して悪意のない自由気ままさ!これが一番厄介なタイプ!?

しかし、今夜はそんな彼女に悲劇が襲います。

一人息子鶴松が病で命を落とすのです。2年2ヶ月という短い一生でした。

それまでずっと鶴松の側に居た茶々は、その最期を看取ると、まるで魂が抜けてしまったかのように呆然自失でその場を立ち去ります。

信繁が後を追い茶々に声をかけます:鶴松様のお側に居て差し上げなくて、よろしいのですか?

茶々:だって、死んでしまったんですもの。横に居たって仕方ないでしょ・・

皆死んでしまう(誰にも聞き取れないような小さな声で)

(茶々の顔のアップ。魂を失った表情。そこからは、何の感情も読み取れません)

わたくしの大切な人たち・・、

そうつぶやいてから、また幽霊のごとく歩き出す。
その目の前に現れる寧(ねね)(鈴木京香さん)
それを見て軽く会釈し何事もなかったかのように横を通り過ぎようとする茶々。

しかし、は、その行く手を阻むように茶々の正面に立つ!
茶々を真正面から見つめ、そして、優しく彼女を抱きしめます。
言葉は一言もありません。

ただ、抱きしめた。

一瞬、茶々に驚きの表情が浮かびますが・・、
突然、その腕の中で泣き出す。
これまで、どの回でも一度も見たことはなかった彼女の感情の爆発は、彼女の背負っているその深い悲しみを察するに余りある大きな泣き声でした!

竹内結子さんの時より見せる何とも言えない狂気じみた演技(成り切る演技)が、ここでも発揮されたと思いました。

SnapCrab_NoName_2016-6-27_10o-01

千利休を演じた桂文枝さん。茶人として登場したときよりも、一瞬、商人の顔になった時の表情がとてもしっくりきました。

おまけでもう一つ。今夜のちょっとしたいい場面!

加藤清正(新井浩文さん)と福島正則(深水元基さん)が鶴松の回復を祈るために石田三成(山本耕史さん)を水垢離(みずごり)に誘ったものの、きっぱり三成に断られてしまうのですが・・・(”^ω^)、どうせ来るはずもないと思って二人が水を浴びていたところに突如三成が現れて、上半身裸となり水浴びを始めた場面!

石田三成もそんなに冷酷な奴じゃないよ!っていうね。そんなエピソードもたまにはいいのかなって思いました。

以上
第25回感想でした。




↓======= 24話まで(6/25)感想=======↓

第24回-滅亡-まで感想

約4ヶ月ぶりの感想です (;^ω^)
ずっと録画視聴でした。どこかで計画が狂って3話ほどためてしまい・・、でも、ちゃんと見ていました!そして本日24回目を視聴。
ようやく追いついてきました!(別に遅れてもいいんだけどね(^_^;)

いつも見終わった後、感想をupしようかなぁと思うのですが・・、
役者さんたちをみても、そうそうたる顔ぶれで、その演技に対してほとんどツッコむところがなく(たまにはあるかもしれないですけど‥)、ああ、今回も面白かったなぁって、次回どうなっていくんだろうという感想くらいしか思い浮かびません。

また、歴史的事実は変わらないので、根幹となるストーリーにいちゃもんをつけるわけもなく。

あっ、でも、歴史的事実の“どこを””どんな風に”、脚本家三谷幸喜さんが取り上げて料理するのか、そこに対しては、言いたいこと・意見したい人は、大河ファンの方、歴史好きな方ならいろいろあるのでしょうけど・・。いかんせん、私は戦国時代史が得意ではなかったのでそんな不満はないです。(学生時代は世界史に興味がありました)

得意じゃないので、なんとなく2ヶ月位前にブックオフで衝動買いしてしまった本がありました。

それが、「徹底図解:戦国時代」(新星出版社)という単行本です。(Amazonの中古品で¥1 から出品されていましたので気になったら覗いてみてください。)

これから物語は(登場人物たちは)一体どうなっていくのかが・・(”^ω^)。やっぱり、ちょっと気になって( `ー´)ノ 誘惑に負けてしまいました。

そこには「第24回」前後に関連する事実として、こう書かれていました。一部抜粋します。

1590年(天正18)「小田原合戦」(P128)
中国の毛利輝元四国の長宗我部元親九州の島津義久といった西国の大大名たちをみな臣従(しんじゅう:臣下として主君につき従うこと)させると、いよいよ豊臣秀吉の目は関東の北条氏に向いた。
関白の権威で臣従を求める秀吉に対して、当主・北条氏直とその父の氏政は断固拒否し、1590年(天正18)、小田原合戦の火ぶたは切って落とされたのである。

この時、秀吉が動員した大軍は、空前にして絶後の規模だった。
陸上からは豊臣・徳川・前田・上杉・真田の軍勢が進軍し、さらに長宗我部らは水軍を引き連れて海上から来襲したのである。

小田原城はかつて上杉謙信や武田信玄の攻撃にも耐えた天下の名城だったが、約二十万ともされる大軍の前にはさすがに多勢に無勢(少人数で大勢に向かっても、勝ち目はないこと)だった。
秀吉も無理に攻めようとはせず、茶会や宴会を開きながら北条氏の降伏を待ったという。その読みどおりに三ヶ月後、氏政・氏直父子は降伏したのである。
~~~
この頃、秀吉にはむかう二大勢力は、関東の北条氏と奥州の伊達氏であった。北条征伐に向かう際に、秀吉は伊達政宗にも軍を率いて参加するよう命令した。この時、正宗は、白装束を着て小田原に赴き、自分の決意を表してみせた。
~~~
そして、ついに百姓からの成り上がり者・豊臣秀吉が、天下統一を果たしたのである。


おおお!、これは、まさに、第23回「攻略」、第24回「滅亡」で描かれたドラマではないか!

単行本を読み直してあらためて歴史の事実に向き合う!う~ん、なんか、凄い!!
やっぱ歴史って面白い!( `ー´)ノ そう思いました。

しかし、ちょっと待てよと!?
抜粋した事実の中で、かなり重要な、中国の毛利・四国の長宗我部の制圧!それから九州の島津征伐がドラマではほとんど描かれていません。
だからか・・・、
なんか、豊臣秀吉の天下統一という大偉業がドラマから伝わってこないのかもしれません。

まあ、そうは言っても、今回のテーマは豊臣ではなく「真田家」なので、当たり前なんですけどね。

テーマによって、切り口が違うのは仕方ないこと。そしてどの事実をどんな形(画)で切り取るのかを楽しむのも大河ドラマ(歴史もの)の楽しみ方なんでしょうね。そこにツッコみどころがある!(笑)

また、もう一つの見方として

第24回「滅亡」で描かれた真田信繁(堺雅人さん)が、北条氏政(高嶋政伸さん)に降伏するよう説得に向かうシーンがありますが、ホントにあったのか!?とか、実際どんな感じだったのか!?とか、詳しく調べないことには分からなくて・・(”^ω^)。

同じように、徳川家康(内野聖陽さん)、上杉景勝(遠藤憲一さん)、そして真田昌幸(草刈正雄さん)の三人がが北条氏政の元をひそかに訪れて、秀吉に許しを請い生き延びることを勧めたシーン。
あれも、本当にあった事実なの!? とか。

なんてことを想像しながら見るのも一つの楽しみ方なんですね(;^ω^)

さて、徳川家康(内野聖陽さん)、上杉景勝(遠藤憲一さん)、真田昌幸(草刈正雄さん)。そして、北条氏政(高嶋政伸さん)の4人が揃った場面は、見応えありました!

特に今回は高嶋政伸さんの怪演!命以上に重いプライドを持つ偏屈な男という役を、彼だからこそ説得力を持って演じ切れたのかと思います!

皆さん一人ひとり存在感があって、個性的で、その役に成り切って違和感なく溶け込んでいる。同時に互いを引き立てあっている。民放ドラマではとても見ることのできない影の主役級の役者さんたちの組み合わせは、その演技を見ているだけで十分満足してしまいます!

もちろん忘れてはいません!豊臣秀吉役の小日向文世さん。一見優し気な表情の内に潜むコンプレックスの塊による気性の激しさ・冷たさを、力まず淡々と演技されるそのスタイルはいつ見てもお見事です!

あっ、主演は堺雅人さんですね。なんか、まだまだ”次男坊“って感じしますもんね・・。これからその存在感がどこまで増していくのでしょう・・!? 

ちょっと、戦国時代をかじって、歴史の面白さを再認識。ただし、それだけでは決してわからないその歴史に生きた人々の生活や歴史の武将たちの思いを『真田丸』を見ることによって想像していく。新たな楽しみ方ができそうです。

ますます見逃せなくなってきました!『真田丸』
※三谷脚本はあまり重苦しくなく、時に笑いを挟んでくれるのが助かります。

では、ここまでの”なんへん”を。

大河ドラマ『真田丸』第24回まで なんへん:61


役者さんたちの存在感に対して1ポイントupです!




↓======= 4話まで(2/6)感想=======↓

6年ぶりの大河ドラマに挑戦しています!

『真田丸』です。

2010年『龍馬伝』以来、2011年~昨年までの5年間はだいたい5話まで撃沈
1ヶ月もたずに視聴を止めてしまいました。

理由は単純。
“これ、あと10ヶ月見続けるのしんどいわ!!”って思ったから。

日曜夜8時は他にも誘惑は多く(スポーツとかね…!)、結構気合が必要です・・・(-_-;)

しかし、『龍馬伝』は見続けました。

「大河」ではほぼ初めての全話制覇(録画視聴あり)でした。
若いころは、大河のカッチリした画作りが妙に違和感があって苦手でしたが、『龍馬伝』で初めて使用されたというプログレッシブカメラによる撮影のおかげで!?、それこそ映画を見ているようなスピード感ある映像に引き込まれたからです。
ただし、“画”が変わったからといって、題材に興味がなければ始まりませんけど。

さらに言うと、題材ばかりでなく、脚本や演者の方に魅力がなければいけません…。

2014年の『軍師官兵衛』は題材がちょっと気になり、5話までいきましたが・・・、

『軍師官兵衛』
「この男がいなければ、豊臣秀吉の天下はなかった・・・、
戦国乱世がクライマックスを迎えたそのど真ん中に、乱世を終わらせるために突如現れた稀代の天才軍師の鮮烈な生涯!乱世の終焉を壮大に描く本格戦国時代劇」

面白そう!(^O^)↑って思いました。
『真田丸』以上に興味ある題材にもかかわらず、しかし、1ヶ月余りで断念した理由は・・。
脚本でしょうか、それとも主人公を演じる岡田准一さんでしょうか!?
それとも、共演者、ドラマのテンポでしょうか!?

時代劇は大好きなジャンルなんですが、時代劇でも“大河”は異質なんですよね。

岡田准一さん(35歳)、役者さんとしても嫌いじゃありません。
ドラマSPシリーズのアクション(ジークンドーのインストラクター認定を受けたほど)とか結構好きです。ただ、特別ファンでもない私が、1年近く続く歴史群像劇の主人公として彼を見続けるだけの魅力は、正直感じられませんでした(ファンの方すみません(;´・ω・))
とにかくひたすら真面目な演技が見ていて疲れたのを覚えています。

単に、(題材にも)興味を持ち続けられなかった、にすぎないのだと思いますが。

ここ最近の大河を見ると、興味あるのはやっぱり『軍師官兵衛』そして今回の『真田丸』ですね (^J^)

2010年『龍馬伝』 福山雅治 香川照之
2011年『江~姫たちの戦国~』上野樹里
2012年『平清盛』松山ケンイチ
2013年『八重の桜』綾瀬はるか
2014年『軍師官兵衛』岡田准一
2015年『花燃ゆ』井上真央

さて、そんな中、『真田丸』です。

あっという間に4話まできてしまいました。

見続けようかどうしようか、悩むこと一切なく。

やっぱり、脚本、演者の力なんですかね!?
あ、あと実は、私の田舎が信州なもので・・(”^ω^)、やっぱり気になります…。
そういったものがたまたま自分に合っていたということ。(でも、つまらなかったらムリして見ませんからね)

ネットで見かけた意見では、三谷幸喜脚本がコメディ調で重厚感がなく、大河にふさわしくないというものがありました。
なるほど、そんな意見もあるのだなぁと。
大河ファンを自負する方にとって、今回の『真田丸』は、軽くてけしからんとなるのかもしれません。

しかし、まったく大河ファンではない私にとっては、いつもの重厚感ある大河(というものがどういったものか分からないですけど)が苦手なので、コメディ調で軽くてもまったく問題ありません!
むしろ大歓迎です。

三谷幸喜脚本といえば・・、
好きなドラマは、『やっぱり猫が好き』(1988~91年)『王様のレストラン』(1995年)、そして『古畑任三郎』(1994~2006年)です。2004年大河の『新選組!』は見ていません。当時の香取慎吾さんの演技は正直きつかった(-_-;) ※あれ、最近の作品はあまりないですね。

ドラマ、映画(前回は「ステキな金縛り」2011年まで)も含めて久しぶりの三谷脚本でしたが・・、現代風のセリフ回し、テンポ、ストーリー展開も今のところ申し分ありません。

今は特に、重要な3人の演技が気になっていて、それが見続けていこうとする原動力になっているのは間違いありません!

『龍馬伝』ではそれが、福山雅治さんと香川照之さんのお二人でした。

そしてこの『真田丸』では・・・、

『真田丸』の重要な3人の人物

堺雅人(42歳)さん、大泉洋(42歳)さん、草刈正雄さん(63歳)の3人

まずは、ネットや雑誌で評判上々

草刈正雄さん

《信繁(後の幸村)の父。通称を源五郎。真田昌幸(さなだまさゆき)役》

しばらくテレビなどで拝見しない時期があったように記憶していますが・・・。
草刈正雄さんと言えば、独特のしゃべり方!
時にボソボソとのどに何か詰まらせたような、時にささやくような発声(セリフ)は、聞き取りづらく、現代劇では少し作りすぎじゃないかと思うことしばしば。
それと、間の取り方。
話し始めるまでに独特の”間”があります。
一呼吸置いてから話し始める。人よりワンテンポ遅い。
その“間”が気になったりならなかったり…。

しかし、『真田丸』という時代劇においては、現代劇で気になっていたそのささやくようなしゃべり方とその“間”が、一体何を考えているのか分からないという策略家としての真田昌幸の思慮深さを醸し出していると感じます!

これは、偶然かそれとも…、独特の演技が見事に役にハマった!と思います。
その独特の“間”をあえて取らずに話し始めた時、また、ハッキリした口調で早口になった時、そんな時は、本当に切羽詰まった場面であることが強調され、一気に緊張が高まるという効果は、多分三谷さんにとっても想像以上ではなかったでしょうか。
いや、分からんですが・・^^;。

草刈さん主演作の中で私の印象に残っているのはいまだに『復活の日』(1980年)と『汚れた英雄』(1982年)なんですが、ついに何十年かぶりに新たな代表作として私の記憶に残りそうです!
それもあって、真田昌幸という人物にも興味が湧いて、グイグイ惹きつけられていきます!

SnapCrab_NoName_2016-2-6_20o-01

しかし(ドラマとは関係ないですけど…)、私生活では一対どんなしゃべり方しているのでしょうね。
バラエティとか出演されないですから・・、
謎です!!(^^ゞ

大泉洋さん

《信繁の兄。通称は源三郎。真田昌幸の長男》

真田家でもっとも実直で沈着冷静なイメージの長男役を、演者の中ではもっともオチャラけている大泉さんに託すとは、三谷さんも人が悪い( ´∀`) ※三谷さんのキャスティングかは知らないですけど…f(^^;

しかし、ここまでは見事にその個性を抑えています!気の毒になるほど(^^;

そういえば、『龍馬伝』でも亀山社中・海援隊の近藤長次郎役でも出演していましたね。あの時も町人出身の武士という悩める青年役を真面目に演じ切っていました。

真面目な役って大泉さんの適任かというとそうではないと思います。
※例えば、好青年でいいとこのお坊ちゃん的イメージが強い小泉孝太郎さんがTBSドラマ『下町ロケット』で嫌味な敵役を演じたように。

ただ、そうしたギャップ=意外性は、見るものを惹きつけます。その人の別の(違った)一面を見るって、ちょっとドキドキしませんか!?
まあ、演者が芸人さんとかの場合で、そのギャップがわざとらし過ぎると興ざめすることもありますけど・・(゜ロ゜)。

SnapCrab_NoName_2016-2-6_21o-02

好き嫌いはあるとは思いますが、私は大泉さんの苦悩にゆがんだ表情好きですね。
いつもゲハゲハ笑っている彼の“しかめっ面”はなんか妙に切なくなります。
これがギャップ効果なんでしょうね…^^;

そして、まだ先のエピソードですが、真田家を襲う苦悩は始まったばかり。
今後さらに大泉さんのしかめっ面を多く見ることになりそうです。

さて最後は、

堺雅人さん!

画面に出るだけで目が行ってしまう大泉さんを完全なわき役に追いやってしまうその存在感はさすがです。

堺雅人さん(42歳)を見れば自然と思い浮かべるのは、『リーガル・ハイ』の主人公古美門研介(コミカドケンスケ)に『半沢直樹』の半沢直樹。
そして最近では、ソフトバンクのCM。
そのすべてに共通する特徴的な顔つきがあります!

口を一文字に結んだあの表情
口をギュッと真一文字に固く結ぶ時もう少し力をゆるめる時の使い分けで、その時の心情や想いが読みとれるという。

普段、自然にやっている表情なのか分かりませんが、分かりやすい半面、ちょっと気になります。
分かりやすいので感情移入がスムーズにできる方と、気になってそれどころではない方と二つに分かれるかもしれませんね・・(”^ω^)。

ちなみに、“口を一文字に結ぶ”表情とは↓ こんな感じ。

SnapCrab_NoName_2016-2-6_21o-00

そんな演技の話 関連して:

これはある時代劇の監督さんへのインタビューで、

“素”でいること、”素”で演じられることが最高の演技だと思っている若手が増えた。

と、いったような感想を語っていたのを思い出します。

“素”でいることの代表格として、私が真っ先に思い起こすのは、SMAPの木村拓哉さん(43歳)!
例えば代表作である『HERO』などは、検察官という硬派な役柄を、わざわざキムタクが“素”で演じるのを想定してああいう設定(カジュアルな服装髪型)にしたのかと思うほど…、とにかく、ドラマの登場人物(役)に合わせるのではなく、素のキムタクが演じられるように役を設定しているのでは、と思うくらいキムタク前面押しとなっていると感じます。

まあ、それは普段スマスマ等で、こちらが“素”の彼の姿を垣間見ているからこそ、そう感じてしまうのかもしれませんが・・。

さらに、自然に振る舞っているようでキチンと演技をしている。また、”素”=ナチュラルな演技とは、何もしないのではなく、ナチュラルを芝居として作っている。という見方もあるようなので、それが出来る(そう演じられる)のであればそれが一番のような気もします。
とにかく、キムタク主演のドラマが軒並み高視聴率だったのは、やはり多くの方が”キムタク”を見たかったからだと思います^^;

対して、対極にいるのが
役柄に近づけるために体格・容姿まで変えようとする人です!
有名な方では(ここで登場して頂くのもなんですが…)ロバート・デ・ニーロさんとか。
最近では、ジョニー・デップさんとかね。
たとえ架空の人物であれ、撮影の前に痩せたり太ったり、役柄の職業に実際に付いたりして徹底した役作りを行うことで有名です。

もちろん、どちらがいいとか、優れているとかではなく、役者さんそれぞれのスタイルがあって、監督の好みや出演するドラマや映画により適した演技というものが要求されるのだと思いますが。

少なくとも、先の時代劇の監督さんにとっては、時代劇で必要とされる演技は“素”で演じればいいというものではないのでしょう。

堺雅人さんの“素”は、よく分かりません。でも、決して半沢直樹や古美門研介が“素”ではないだろうと想像はできます。

半沢直樹をもっとコミカルにエキセントリック(性格などが風変わりなさま。奇矯(ききょう)なさま)にすると『リーガル・ハイ』の古美門研介が出来上がるといった感じですが、同じ役者さんが“素”であんなにスタイルを変えることが出来るはずもありません。私なんかは、「堺雅人」を見たいのではなく、”半沢直樹”や”古美門研介”を見たいと思ってチャンネルを合わせていました。
でも、それって役者みょうりに尽きるのではないでしょうかね!
・・、
・・・、

この『真田丸』の真田幸村は、徳川家康を追いつめた勇猛な武将として語り継がれていると。

しかし、その人物は、柔和で辛抱強く、物静かで怒る様なことは無いという、

SnapCrab_NoName_2016-2-6_21o-01

つまり、外見からでは本当の芯の強さは計り知れないという人物像、役柄は、俳優『堺雅人』のイメージ通りだと思います!
主人公については、まさに適材適所といったキャスティング!

さすがにここは冒険できなかったのか!? (;^ω^)

あまりに『半沢直樹』像が強く印象付けられている堺雅人さんですが、『真田丸』で、新しい『堺雅人』像を作り出すことが出来るのか、同時に真田幸村に成りきることが出来るのか!?

この先、ドラマのストーリーと共にその点も興味深く楽しませて頂きたいと思います。

では、まだ第4話まででありますが、ここまでの”なんへん”を。

大河ドラマ『真田丸』第4話まで なんへん:60

※すみません m(__)m 他の出演者達さんの感想を全く書けませんでした。
長澤まさみさん、木村佳乃さん、黒木華さん、高畑淳子さん、草笛光子さん、内野聖陽さん、近藤正臣さん、藤岡弘、さんなどなど。またそれは、今後定期的に感想upしていきます!(多分^^;)

あっ!?、もう出番がなくなってしまった武田勝頼役平岳大(41歳)さん。俳優のお父さん平幹二朗さんにそっくりですよね。『下町ロケット』では地味なやられ役で出演されていて印象薄かったですが、『真田丸』ではこれぞうってつけの役(現代劇より時代劇の方が絶対映えます!)に抜擢されて存在感抜群でした
もう出番がないというのがなんとももったいないというか、残念です(;´・ω・)。

———————–

2016【冬ドラマ】関連記事

2016【冬ドラマ】 おすすめドラマ15本!!『前篇6本』(日曜~火曜日)

2016【冬ドラマ】 おすすめドラマ15本!!『後編9本』(水曜~土曜日)

2016【冬ドラマ】『ヒガンバナ』VS『スペシャリスト』感想!面白いのはどっち!?

2016【冬ドラマ】TOKIO長瀬智也主演『フラジャイル』感想!“僕の言葉は絶対だ!!”

2016【冬ドラマ】『ナオミとカナコ』感想! “いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那!?”

⇒ 「相棒14」視聴率下落は誰のせい? 2015年テレビドラマは不作の年!?

2016【冬ドラマ】亀梨和也主演『怪盗 山猫』感想!《怪盗山猫は、妖怪人間ベムを超える!?》

2016【冬ドラマ】警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~感想! 今冬一番の刑事「相棒」ものドラマ!

2016【冬ドラマ】臨床犯罪学者『火村英生の推理』感想~この犯罪は美しくない~

以上
Mr.なんへんでした。

   

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です