2016【冬ドラマ】『ナオミとカナコ』感想! “いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那!?”

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『ナオミとカナコ』
ここから(第3話1/28から)です! 面白くなるのは!!( `ー´)ノ

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《 私が見たい「TVドラマ」の優先順位 》

① 原作もしくは脚本家:読みたかった「小説」のドラマ化作品か、以前見て気に入ったドラマの脚本家の作品
② ジャンル:最近のドラマの定番ジャンルではありますが、やっぱりサスペンス系、刑事ものが好きなんです(;’∀’)
③ 出演者:演技がしっかりしている俳優が多く出演されているドラマは見る気になります。

2016年「冬ドラマ」の中で、上記3つをクリアして非常に楽しみにしていたドラマが何本かありますが、その中でも非常に楽しみにしていたドラマ『ナオミとカナコ』です。

※ 先々週の記事⇒ 2016【冬ドラマ】 おすすめドラマ15本!!『後編9本』

原作の作家「奥田英朗」さんが好きなんです ( ^^) ~~
2014年11月に発売された単行本はまだ文庫化されていないので^^;、まだ未購入。
そのうち文庫化されたら買おうと思っていたのですが・・、TVドラマ化されると(”^ω^)。

こういう場合、ドラマは見ずに文庫化を待つか・・、それともドラマを見てしまうか!? 結構悩みます。
“いいじゃん、どっちも楽しめば”とか、”どっちも楽しめるよ”、という方もいるかと思いますが、
こういうサスペンスものは、“結末”を知りたくないタチなんです・・(;´∀`)
(※スポーツも「結果」を先に知りたくないタイプ)
初めのドキドキ感を味わいたいのです!

で、悩んだ時は、「原作」がどのように映像化されるのかが決め手になります。

まず、”連続もの“か、それとも”2時間の単発“ものか!?
ストーリー(あらすじ)をただ追いかけるだけになりがちな2時間単発ものより、登場人物の背景から感情をじっくり描いてくれる連続ものが理想です。

それから、主演は誰なのか!??
自分の好きな俳優・女優さんが演じてくれるのなら、そりゃやっぱり見たいですよね!

今作『ナオミとカナコ』は、上の二つの希望をかなえてくれました。
なので、文庫化を待たずテレビで見てしまおうとなりました(-ω-)/!

おすすめドラマでも紹介しましたが、奥田英朗さんのクライムノベルの特徴は、どこにでもいる普通の人(ヤクザさんとかお医者さんとか探偵とか警察とかではなく)が、どこにでもありそうな・ありがちな状況から、何かのきっかけ、ちょっとしたはずみで、”普通”から”異常で特殊な”状況(世界)に足を踏み入れていく様を描くこと。
それが上手い!

その成り行きが自然で、同時に主人公たちに感情移入しながら読んでいるので(小説の場合)、自分ももしかしたら、そんな状況や境遇に置かれたら、”そうなってしまうかもしれない”と思いながら、気がつくとグイグイと物語は進んでいくのです。そのスピード感たるや半端ない!

例えば、⇒『最悪』 (講談社文庫) 『邪魔(上・下)』 (講談社文庫) (by Amazon)などです。

そうなると当然、そのスピード感をドラマにも求めてしまいます

では、これまでの第1、2話で、そのスピード感は映像で表現されていますでしょうか?

はい、まだです。(;^ω^) まだまだ!(;’∀’)
まだ、導入部分!

ここまでは主人公の二人。直美と加奈子の今置かれている状況を丁寧に描いている段階。
すでにネットでは、その導入部の感想が多く書き込まれているようです。
それを読む限り、視聴者(私も同様)の二人に対する感情移入は成功しているようです。特にカナコに対しては。

■小田直美=ナオミ=広末涼子(35歳):百貨店の外商部で頑張っている直美。でも本当は美術部に異動したいと前から希望を出していたがいつまで経ってもその望みはかなえられず、毎日憂鬱な日々を送っている(自分の父親は母親に対してひどい暴力をふるっていて、DVに対してトラウマがある)
■服部加奈子=カナコ=内田有希(40歳):銀行員の夫(佐藤隆太/35歳)の酷いDVにおびえながらも耐え続けている専業主婦の加奈子。

そしてこの二人は「親友」
「親友」って、大人になるにつれて忘れていく存在(言葉)ではありませんか!?
「親友」だからって、なんでもするの? なんでも助けるの?って言ったら疑問ですよね。

でも、そこを今(第1・2話で)丁寧に描いています。
二人がいまだ「親友」であるということを。
二人は、お互いのためなら何でもする、できる、という絆を。
一人の憂鬱やうっぷん一人の悲惨な現実が、その絆をより強固なものにしていく様が描かれています。

カナコに対するDVは、佐藤隆太さんの好演(怪演)もあって、非常にリアルに描かれています。
きっと、もし実際に夫の暴力、DVにあったことがある方なら、とてもこのドラマを見続ける気はしないでしょう。と、思わせるほど怖い感じです。
普段は穏やかで、外面はいいのに、一歩”家”に入ると人が変わる人。何が気に入らないのかわからないけれど、突然スイッチが入って豹変する人。います。

現実世界では、被害を受けている女性が殺されなければ「事件」として表には出てきませんが、一体何千人、何万人の女性がこんなDV被害を(ここまでひどくはなくても・・)受けているのでしょうか?
そんなことも、ふと考えてしまうほど、カナコの日常は夫の暴力(DV)に支配されているのです。

DVのシーンは、内田有希さんの細かな演技(指の動きや視線など)から、その痛々しさが伝わってきて、こんな夫からはどうやっても逃げることはできないんだろうなと思わせるリアリティがあります。

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もちろん、こんなシーンばかりでは、つらくていけません。

そこにちょっとしたコメディタッチのアクセントを付けてくれるのが、ナオミのお得意さんとして登場する中国人社長役の高畑淳子さんです。
この中国人とても重要な役なのですが、カタコトの日本語をしゃべる中国人という設定で演技をする高畑さんは、最高です全話に出演して頂きたいと思うほど、面白いです!
いやもう、さすがとしか言いようがありませんね(*´з`)

さて、これまでの第1、2話は、まだ導入部です。

でも、これから(第3話1/28から)です! 面白くなるのは!!( `ー´)ノ

受け入れがたい現実に追いつめられた二人が下した究極の選択……。

第1話で直美が発した言葉。「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」。何気ない言葉。その時はもちろん本気ではなかった。

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そして、第2話
直美は、加奈子に告げる。「見つけたよ。あんたのダンナを殺す方法」
!!
!!!
いよいよです!!
動き出したら止まらない、奥田ワールドが始まるのは!

第1話の視聴率7.9%、第2話は7.7%。かなり苦戦のようですが、ちょっと地味で暗い印象なのがマイナスなのかもしれません。しかし、何度も言うように、ここからなんですよね( `ー´)ノ
(多分、きっと!?(;^ω^)

必見です!( `ー´)ノ

では、なんへんです。

冬ドラマ『ナオミとカナコ』第二話まで なんへん:58

広末涼子さん、内田有希さん、佐藤隆太さん、高畑淳子さん、佐藤さんの姉役の吉田羊さん。基本この5人でドラマが進んでいきます。どちらかというと、あまり登場人物が多いドラマは苦手なので(感情移入ができないから)、そんな点でも非常に嬉しいです。広末さんのドラマでは、私が見た中ではこれが一番です(;´∀`)
内田さんも凄いですし、そして佐藤隆太さんは・・、DV夫という「最低の男」を「最高に分かりやすく憎らしく恐ろしく」演じてくれています。また、高畑さんがいなければ、このドラマはただただ暗いドラマになってしまっていたと思います。
皆さん、素晴らしい演技ありがとうございます(*´▽`*)

第1、2話見逃してしまった方も、まだ間に合います!

ラストがハッピーエンドがどうかは分かりません。奥田ワールドは。
それでも、もうこの二人の行く末を、見守りたいと思います。

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第5話まで感想upしました!

2016【冬ドラマ】『ナオミとカナコ』5話感想 “動き始めた犯罪!! あなたも共犯者!?”

以上
Mr.なんへんでした。

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