さて、2019夏ドラマのお話し。
今期は韓国ドラマ3本vs漫画(小説)原作
って、こんな構図でしょうか。
私はと言えば、いつものようにまずは第1話は視聴してみようというスタンスで。
で、第1話にして早くも継続するかしないかの明暗が分かれて...。
以前は2~3話見ていたものですが、この間隔がどんどん短くなってきている昨今。
もう我慢がきかない(;^ω^)。
既に“生”では、第4~5話に突入しております。
半分は録画視聴になってきているのでまだ第3話未視聴とかがある
そんな中、“生”でグビグビ見ているのは、次の4本であります。
『ノーサイド・ゲーム』(TBS日曜夜9時)
『凪のお暇』(TBS金曜夜10時)
『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS火曜夜10時)
『ルパンの娘』(フジ木曜夜10時)
こうしてみるとTBSが多いですね..。
"ドラマのTBS"か
それと、ノーサイド・ゲームを除けば、3人の個性派女優さんが活躍しているドラマでした。
石原さとみさん、黒木華さん、深田恭子さん。
今期のドラマ、もう一人期待していた女優の杏さん主演の「偽装不倫」は1話を見てみましたが...、
ちょっと継続して見ていくのはストーリーが現実離れしているというか、強引な感じがして...、断念。
韓国(リメイク)ドラマは3本
『ボイス 110緊急指令室』(日テレ土曜夜10時)
『サイン』(テレ朝木曜9時)
『two weeks』(フジ火曜夜9時)
3本とも第2話まで見ましたが...、多くの違和感と突っ込みを消化しきれず、3話以降見る気になれません。離脱しました。
なにがダメだったのか!?
現在の日韓関係の悪化が関係しているのか・・、いえ、決してそんなことはありません(;^ω^)。
ダメさ加減=違和感の正体は、韓国ドラマそのままをリメイクしたつくりにあります。
例えば、『ボイス 110緊急指令室』。
主人公となる強行犯係 係長 樋口彰吾(唐沢寿明)を「兄貴」と慕い続けている同じく強行犯係の刑事 石川透(増田貴久)が、樋口を呼ぶ際に、“兄貴”と呼ぶんです。
“アニキ!”って。
・・、
・・・、
う~む、“兄貴”ですよ、兄貴。
何とも言えないこそばゆい感じ。
この昭和的な言い回しが何度も出てくるのです。
いや、すんなり腹落ちした人はまったくどうでもいいことかもしれません、気にしすぎなのかもしれません。しかし....、
これ、韓国版オリジナルドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』での字幕でも“兄貴”だったんです。
昔のドラマなら“兄貴”はアリですが、現代刑事もので“兄貴”は半端ない違和感しかありません。
そこ、韓国と一緒にしなくてもいいだろって思うんです。
アニキを連呼する演者がまたNEWS(ジャニーズ)の増田貴久さん。
日テレはどうしてもジャニーズを起用しなければならない契約なんですかね?、知らんけど。
韓国のドラマは、基本突っ込みどころ満載だと聞いてはいましたが、あり得ん設定を軸に進んでいくドラマって何なんでしょう。
犯人に被害者が拉致される事件が多いんですけど、その被害者は拉致られた後も皆スマホを所持しているのです。
いやいや、普通そこはチェックするでしょうよ。犯人側は。
スマホを回収するでしょ。じゃなきゃ警察に通報されてしまうわけなので。
犯人はバカなの!?って思いますよね。
いやいや、驚くべきことにバカは犯人だけではありません。
何度となく犯人を取り逃がしてしまう主人公(警察)たちも。
アホか!?と叫びたくなります。
ハラハラドキドキする展開を強引に見せようとするあまりにまぬけな刑事という演出をしてしまうのは今となってはやってはいけない刑事もの第1位かと思います。
-もう限界-
もう1本の『サイン』なんですが、せっかく主演に実力派俳優の大森南朋さんを起用して見応えのあるドラマになるかと楽しみにしていたのに....、
残念としか言えません。
これまた“アニキ”的な些細なことなんですが、違和感度で言えば兄貴の数十倍はあります。
解剖医である大森南朋さんも新人解剖医の飯豊まりえさんも何の落ち度もありません。
とにかくひどいのは、管理官である松雪泰子さん(警視)とその部下である警部補 高杉真宙さんとのやり取り。
あり得んだろ!!、
管理官の肩に手を回したり、ため口聞いたり、愚痴聞いたり・・、
管理官が女だからって完全に舐めているとしか思えない脚本と演出は、韓国ドラマなら許されても日本では(私は)許されないぞ!
許されるのは、テレ東の小泉孝太郎と松下由樹の“迷コンビ”が人気の「警視庁ゼロ係〜 」だけなんです。あれはもう半分コメディとして認識されているから下の階級のものが上に対してため口聞いても許されるのだ。
(あっ、ちなみに現在放送されている『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ SEASON4』これも絶賛視聴中でした。)
しかし『サイン』というシリアス系のドラマで管理官への無茶苦茶な態度が許されてよいのか!?
ここは日本ですよ!
という毎度の突込みに疲れて離脱します。
two weeks』。タイトルにすべてが集約されているわけですが、実の娘の骨髄移植手術日までの2週間の「逃亡劇」。
逃亡劇というジャンルはやや食傷気味ではあるものの、それでも主人公の魅力や動機、陰謀が魅力的であれば今でもワクワクするテーマであります。
そんな中やはり大事なのは、主人公の人間的魅力でしょう。そんな重要なミッションに挑むのは、三浦春馬さん29歳。
・・、
・・・、
微妙。(ファンの方申し訳ありません)
そして、物語は彼を軸に展開していくのですが、彼の周りには元恋人役の比嘉愛未さんと事件を捜査する検事役で芳根京子さん、カギを握る敵役に高嶋政伸さんと、なんとも微妙な配役。
逃亡劇ドラマにしてこの陣営は、ちょっと弱いんじゃないかい?
ストーリーはベタだし演者はやや地味となれば、どこに興味継続の拠り所をもっていけばよいのやら。
ということで、乗り切れずに離脱。
主人公が元SMAPの草彅 剛さんだったらもっとはじけた(漫画的で面白い)感じになったよな~、なんて勝手に思っているのですが・・。
さて、対する日本の原作(漫画と小説)ドラマ化はどうか!?
石原さとみさん、黒木華さん、深田恭子さん。
3作とも3人の個性を最大限に引き出したドラマになっていませんか。
そしてどれもコメディタッチで気軽に視聴できるし、展開も結末も予測不能となれば、見るしかない(;^ω^)
凪のお暇』って、第1話で一気にドラマの世界に引っ張り込まれた感があります。
現代病と言われる(言わないか?)何でもかんでも“空気を読め”的雰囲気とどう向き合っていくかを、気弱で従順な大島凪 ( 黒木華さん)の職場での日常を描くことで共感モードへ。
(それは女性のみならず男性にとっても切実なる問題であります)。
ただ、凪の心の葛藤をダラダラと描いていくかと思いきや、(前クールの『わたし、定時で帰ります(吉高由里子主演)』的なオフィス物語)いきなりすべてを捨てて人生をリセットするという荒業で、定時で帰るどころか、定時すらぶっ壊してしまったのですね。
“人とのつながり”や“生き方”といったテーマをより広い世代の隣人とかかわることによって見せてくれるドラマとなっています。
しかし何といってもこのドラマになくてはならないのは、大島凪役の黒木華さんですね。黒木華さんは《美人女優》とはまた別のカテゴリーにいると思うのです。
《容姿は普通よりちょい可愛くて愛嬌がある》カテゴリー(グループ)。
このカテゴリーには大勢の女優さんたちがいて競争も激しい。そんな中、“主役”を張れるって、よっぽど演技がしっかりしているか、飛びぬけた演技力は必須でプラス何か一つでも他と違う魅力を持っていないと主役には選ばれないわけです。
こんなこと言っては失礼かもしれませんが、石原さとみさんや深田恭子さんとは明らかにカテゴリー(グループ)が違う。石原さん深田さんはそこにいるだけで絵になる(華がある)わけで・・。
ですよね(;^ω^)
黒木華さんの魅力はその豊かな表情にあります。蒼井優さんに相通ずる表情の繊細さを持っていると・・。
喜怒哀楽というくくりでは表せない表情を操ることができる役者さん
美人可愛いカテゴリーにいる山本美月さんとか有村架純さん、北川景子さんの表情(演技)は、喜怒哀楽の4つのパターンの繰り返しだと思うのですが(それでも華があるから主演でいけます)、黒木華さんや蒼井優さん、吉高由里子さんなんかは不安、イライラ、心の葛藤、などの微妙な心情をその顔(表情)と声のトーンでこちらに伝えてくるのです。
その力量は天性のものなのか、それとも家庭環境によるものなのか、経験・訓練なのかは分かりませんが...、
『松本清張ドラマスペシャル 疑惑』(2019年2月テレ朝)で 世間から「鬼クマ」と呼ばれる前科4犯の女-白河球磨子を演じた際の黒木華さんのエキセントリックな演技はまるでいつものほんわかした彼女とは別人でありしかも違和感のない自然な姿で見入ってしまいました。
間違いなくその時の主演であった米倉涼子さんを喰っていましたね!!
しかしドラマ的には、今もっとも旬な俳優中村倫也さんと着実に起用され続けている高橋一生さんの演技バトルが楽しみになってきました。
ふと冷静になれば、凪(黒木華)を奪い合う展開って、なんなんでしょうか(;^ω^)。
そして。石原さとみさん。シリアスな演技よりもコメディの方が彼女の魅力を存分に引き出せると思っていたのですが・・、
『アンナチュラル』(2018年TBS系冬ドラマ)のシリアスな内容でもその魅力は色あせず。
原色(ファッション)に負けないそのチャーミングな容姿と男に媚びない芯の強さを表現できる演技力を身につけた今は間違いなく主役を張れる女優さんのトップ3あたりにいるのではないですかね(上から目線ですみません)。
今回の『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS火曜夜10時)は、私の大好きな漫画『動物のお医者さん』の作者 佐々木倫子さんが1999年~2003年まで連載していた漫画が原作。
当時読んでいましたが内容はほぼ忘れてしまった。
まあ、コメディですが、独特な感性、独特な笑いの原作を実写にする難しさ...。
1話ごとに一人の登場人物にスポットを当てる方式で進んでいきます。これ、ドラマ(各登場人物)に感情移入させるやり方の常とう手段。
無難なつくりになっていますが、感情表現が上手いとは言えない福士蒼汰さんと石原さとみさんとの絡みは見ていて面白いですね。なんとも言えないゆる~い感じが好きです。
志尊淳はちょっとイラッとするけどね(^_^;)
で、大トリは深田恭子さん!
『ルパンの娘』(フジ木曜夜10時)
作家・横関大さんの小説のドラマ化。原作は読んでいませんが、忠実に再現されているのかどうか?
泥棒一族“Lの一族”の娘(深田恭子)と、警視庁捜査一課に所属し家族全員が警察官(瀬戸康史)という青年が、様々な困難に見舞われながらも、許されない恋愛を敢行する物語。
しかし、もうそんなことはどうでもいいです。
原作なんてもうどうでも....(;^ω^)
深キョンのあのコスプレとちょっとどんくさい登場シーンのダンス?と決めポーズが見られればそれで十分。
ロミオ役の瀬戸康史さんは悪くないけど、悪いけどその役、誰でもいい。
深キョンを見られればそれで。
っていうドラマだと思います。
ダメですか?(^-^;
木曜夜はそれで満足するオヤジの悲哀をお許しください。
以上
それでは、もうよく分からなくなってきた恒例の"なんへん"を。

『ノーサイド・ゲーム』なんへん:59
『凪のお暇』なんへん:59
『Heaven?~ご苦楽レストラン~』なんへん:55
『ルパンの娘』なんへん:56

『ボイス 110緊急指令室』なんへん:51
『サイン』なんへん:53
『two weeks』なんへん:50



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