今「日本共産党」がやるべきたった一つのこと 《そもそも共産主義は終わってる》

今回は珍しく政治の話です。
もちろん難しい話ではなく、日ごろ何気に思っていたことを思い切って書いてみようと思っただけなんですけどね。

それがたまたま「日本共産党」の話なんです。

なぜ今「共産党」なのか。

それは、最近なんか政治や官僚機構がいよいよ腐ってきた、ダメになってきたと
痛感してきたからです。

ホントひどくないですか!?
国に対する危機感です。
モリカケ問題あたりから始まり、年金問題、防衛問題などなど
低レベルのどうしようもない問題が普通に出てくる今日この頃。

今の政治にはうんざりしませんか!?

べつに~、と思うなら別にいいですけど。それは自由です。
野党もくっついたり離れたり、よく分からないしどうしようもない。

しかしマジで今の安倍政権はひど過ぎないですかね! さらに人として彼を信用できないのです!完全に国民をなめてます!やっぱりお坊っちゃんには国民の現状なんか分かるわけがないんです。(自民党自体は嫌いではないんですけどね   (^_^;))

で、そんな中、
地に足をつけている唯一の野党があります。それが「共産党」というわけ!政策だけを眺めてみても、「共産党」が庶民の側(⇔金持ちの側・権力側)に立っているよなぁと思うわけです(もちろんいろいろ問題はありますけどね(;'∀')。



だがしかし!!(;'∀')、私は思います。

その当の本人(党員)である「共産党」は、選挙に勝って第一党になろうなんてこれっぼっちも思っちゃいないと。
彼らは本気じゃない!

そう私は確信しているのです。

なんて言うと、きっと多くの共産党員の方は、ふざけるな!そんなことあるかい、我々同志は皆この国の政権を取って日本をより良くしようと努力しています!と仰るかもしれません(多分)。

しかし、本当にそう思っているのなら、
私はさらに思わざるをえません!

共産党員はみんなバカじゃないのか、と。
現実を知らないんじゃないのか、と。

なんて失礼なことを、と思うかもしれませんが、しかし、彼らは“本気”で、真剣に、選挙で勝とうと思っているのでしょうか?私には甚だ疑問です。
彼ら「共産党」が、まず本気・真剣、大真面目であるなら、
今彼らがやるべきことは、たった一つしかありません。
政策を議論している場合じゃないのですよ。

いま必要なのは、政党名を変えること。これしかありません。
ちょうど令和という新しい時代になったことですし、タイミング的にはちょうどいいじゃないですか。

私は真剣にそう思います。

もちろん、共産党にも言い分はあるでしょう。
共産党という名前には伝統がある。信念がある...etc

いや、もしそんなくだらないことで多くの「票」を逃しているとしたら
それこそアホというしかありません。

ここは、名を捨てて実を取った方が賢いというものです。

多分多くの票をこの「共産党」というネーミングによって失っていると私は確信しています。いや、実は多くの共産党員の方もそう思っているのじゃないですか。

なぜ私がこんなにディスっているかというと、
「共産党」の政策の多くは、庶民の側に立った非常にまともなものだと思うからです。

もちろん非現実的・非庶民的な政策は改めなければならないでしょう。
例えば、天皇制に対する姿勢とか自衛隊の取り扱いなどです。
それも現在ではより現実的路線に変化はしてきていますが)
多分、今の政策だけを眺めてみれば、多くの国民に支持されるだろうと私は思います。しかし、じゃあ自分の持つ貴重な一票を投じるかと問われれば、
「No!」と言わざるを得ません。

実際私は共産党候補者に私の貴重な一票を投じてはいません。
今度の参議院選挙でも入れる気はありません!断言します。

なぜなら、私は、政権を本気で奪取する気のない政党に、自分の貴重な一票を投じる気はさらさらないからです。

「共産党」の多くの頭の固い連中にお聞きしたいのですが、
共産党と聞いて、多くの日本人が連想するものは何か、考えてみたことがあるでしょうか。

それは、やっぱり中国であり、北朝鮮であり、旧ソ連だと思うわけです。

そうですよね!?違うなら言ってください。

そして、中国や北朝鮮のイメージは、反自由、監視社会、恐怖社会、一党独裁、スパイ、粛清などなど負のイメージ満載です。

そんなイメージの政党が日本の第一党になれるとお思いですか!?

絶対無理!ですよね。

そんな負のイメージを想起させる政党名が付いた党に、誰が投票などするものですか!

現在の日本の政治システムにおいては、かつて“政治は数だ、数は力だ。力は金だ”といった故田中角栄元首相の言葉は正しいと思っています。

どんなに市民が反対してもデモをしても、大した議論などしなくても、審議の過程が怪しくても、誰かが忖度して決めたことでも、結局多数決で何とかされてしまうのです。強行採決です!そんな光景を幾度となく見てきました。

そうでしょ! ですよね。

ならば、政治政党が目指すべきものは、いかに多くの国民に信頼してもらい、国民一人一人が握っている一票を投じてもらって第一党になること。
でなければ国を動かすことが出来ないからです。
数は力なんです。
なんて、至極当然、当たり前のことを書いているつもりです。

なのに、どんなにいいことを言っても、良い政策だと胸をはっても、

「共産党」という名前で多くの方は身構えてしまうのです。
いや、その名前を忌み嫌っている方も多いことでしょう

特に政治にあまり興味のない方程そうでしょう。

政策の中味を見て自分の信念で投票している人などごくわずかにすぎません。

政策の中味さえちゃんとしていれば、みんな分かってくれる
なんて思っていたら、お人よし、甘ちゃんもいいところです。
まさか本気でそんなこと思ってないですよね。

で、政党名を変えたところで多くの人は、元は共産党だって分かってます。
変えてすぐどうこうなるなんて私も思ってはいません。
それこそ甘ちゃんです。

しかし、これが5年、10年、20年と経てば、そのイメージは変わっていきます。

これまでの昭和・平成という歴史を見るまでもなく、
国民はその雰囲気やイメージでどうにでもなってしまういい加減なものなんです。
もちろん私も含めてです。
いかにイメージや宣伝が大切かなんて、歴史を見れば明らかではないですか。

古くはヒトラーからトランプまで。
中味をきちんと知ろうとする人は一定数いて、共産党に投票している人はいます。
しかし、それでは選挙に勝てない=第一党にはなれない。
くどいようですが、私は第一党になろうと本気にならない政党に貴重な一票を投じることは決してありません。

ということで、日本共産党は、もし本当に自分たちの政策を実現してこの国の未来をよくしていこうと本気で考えているのなら、その名前を変えて一から出直すべきなんです。
いや、変えなければなりません。
これはディスりではなく、応援しているのですよ<( ̄︶ ̄)>

では、最後に、私の候補名をあげて締めたいと思います。

より現実に即すること、しかし信念は曲げないこと。

共産党の理念として独立、民主主義、平和という言葉を聞いたことがあります。
独立(せめてアメリカと対等になりたいですね。今は完全に子分ですからね)
民主主義(共産党だっていまや民主主義を掲げるんですね)
平和(一番の基本、根本にある理念でしょう)

独立と平和を“平和”としてくくり、民主平和党または平和民主党

平和民主党 略して「平民党」

庶民目線でいいじゃないですか?

どうでしょう。「共産党」より絶対良くないですか!?
一票獲得できると思いませんか!
10年20年先を見据えるのです。

右からは相当ディスられ小馬鹿にされるかもしれません。共産党が与党になったら日本はお終いだとかね。でも今でも十分終わってきてますよ…、そして大切なのは、終わるかどうかを決めるのは国民なんだということ。このまま、大金持ちと大企業だけが生き残る社会を選択するのか、それとも庶民が平和に生き残れる社会を望むのか。私達の一票にかかっています。

これ(党名変更)、大真面目に検討してほしいと思います。
党名を変え、我々は中国や北朝鮮と違うんだと高らかに国民に宣言し、本気で国民の一票を奪う気概をみせてください。
そして政治をもっと信頼できるようにして、一党独裁でクソつまらない政治を面白くしてください。

おまけ︰ネーミング、他にもいろいろありますぜ(^_^;)

平和共有党、平和共生党、国民平和党とか、あと「独立民主党」とかいいかもね(もちろんアメリカからの真の独立ってことですよ。アメリカからはいじめにあうでしょうが、今だって相当理不尽なことさせられているの誰もが知ってますし...、沖縄もそうだけど、オスプレイ何機買えば気が済むんだ、まったく)。まあ、何でもいいですが、「共産党」よりはましだと思います! いかがでしょうか。

《追記》

安倍首相と中国の習近平(シージンピン)国家主席の会談が27日夜、大阪市内のホテルで始まった。会談の冒頭、首相は「来年の桜の咲く頃に国賓としてお迎えしたい」と呼びかけ、習氏は「招待を歓迎する。その頃の国賓での訪問はいいアイデアだ」と述べ、受け入れる考えを示した。

読売新聞on-lineより

これは、28~29日に大阪市で開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の前に行われた会談での一幕です。自由民主党のトップ中国共産党のトップがお互いの思惑を隠しながらも、(あの2012年の尖閣諸島国有化などで悪化した日中関係が嘘のように)両国の関係改善が進んでいることをアピールしています。

ますます日本の共産党は蚊帳の外。現代日本でまったく存在感を示すこともできず...、まったく・・、日本の共産党は何をやっているのか? いい加減、真剣に考えた方がいいと思いますけど(;´・ω・)

《またまた追記》

私が共産主義に出会ったのは確か自分が大学生だったころ。マルクスの「共産党宣言」を読んで深く感動したことを覚えている。でももう忘れちゃったけどね(^_^;)

だってあれはあくまでもマルクスさんの考えた理想郷のおとぎ話だったんだから…。そう、頭で考えた単なる理想郷。

共産主義は何を読み違えたのかと言うと、それは“人間の業”でしょう!

人は聖人君主のような人から人殺しまで、そりゃもう色んな人がいる。それを一括に考えた結果が共産主義などという理想郷を生んでしまった。

どんなにそれが理想であっても人間はそんなに強くない。利己的で傲慢。そして最悪なのは、そんな人間が国のトップになってしまう悲劇。人間が弱肉強食という動物である限り共産主義などという理想など実現しない。

人間を、人間性を甘くみていたマルクスの敗北だと私は思います。

って、そんなこと今は誰だって分かっているはず。今や中国ですら!

だから、日本共産党は、名を捨て実を取らなくてはいけない。本当に日本という国と国民に向い合うのなら。

まだ間に合うと私は思っておりますが…、いかがでしょうか!(^_^;)



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