清原和博容疑者 覚せい剤所持逮捕で想う!あのCMをもう一度!!【加筆】踏みとどまるための一歩は!?

【加筆】します。

先週、元プロ野球選手 清原容疑者の記事をupしました。
そこで、
踏みとどまるための一歩は、ホントに些細なことで、親の顔や友人の顔が浮かんで・・、などということはなくて、もっと自身に問いかけてくる何か!? やってはダメだという心に引っかかるなにか?

と、書きました。

それが、今週の「週刊文春」の記事で確認できました。
"ああ、やっぱり"という感想です。

その記事を一部引用します。(週刊文春 2月18日号P24~)
清原容疑者が2011年6月、薬物の大量摂取により急性中毒を起こし(六本木のホテルで意識が混濁し、口から泡を吹いて倒れ、緊急入院)死の淵をさまよった際、清原容疑者の母親も駆け付けた。
危険な状態だったが、何とか一命はとりとめた。そして、

退院するときには母親から『もしお前がまた覚醒剤をやったら、私はお前を殺す!そして私も自殺する』と泣きながら叱られ、清原も大泣きし、『これ以上、オフクロを悲しませたくない。もう絶対に薬に手を出さない』と誓ったと話していたのですが・・・(知人)。その誓いもむなしく清原はクスリの魔力から逃れることはできなかった。

例えば、ドラマなんかでは、母親や恋人が出てきて懇願すれば、
要するに、近しい人の気持ちや心が響けば改心する。薬はやめられる!人間の意志は強い。みたいなエンディングが用意されるものですが・・、

現実は、そんな人間性など木っ端みじんに粉砕してしまう!破壊してしまう!
それが『覚醒剤』だと。
一度、二度と使用したらそんなものは何の役にも立たないという恐ろしさ!

だからこそ、その前で食い止めなければならないのでしょう。

--------先週の記事の繰り返しになってしまいますが----------
もっと自身に問いかけてくる何か!? やってはダメだという心に引っかかるなにか?

それが、“人間やめますか!?”なんだと思います。

今思えば、頭で考える前に、あのフレーズが心に響いているような気がします。
それが重要で不可欠だと思います。!
そして、できれば小さいころからその印象を植え付ける。
心に!刻みつける!

-----------↓2月4日↓------------
ご存じの通り

2月2日、警視庁は、元プロ野球選手 「清原和博」容疑者(48)を東京都港区の自宅マンションで覚せい剤を所持していたとして、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで、現行犯逮捕しました。

速報を聞いた時の第一印象は、“ああ、やっぱりか~”でした。
同じような印象をもたれた人も多いようです。
以前よりそんなうわさが絶えなかったですし…。
たまにTV画面で見かける姿もどことなくアチラの関係の方と付き合っていそうな印象を受けましたが、やはり・・・。

一昨年5月、CHAGE and ASKAの飛鳥涼さんが同じく覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕されたのはまだ記憶に新しいところ。

わずか2年という短い期間で、音楽業界とスポーツ界の二人のスターが逮捕されてしまいました。

本当に、寂しい出来事です。

お二人とも、名声もお金も一般人には到底手の届かぬものを手に入れたにもかかわらず…、

結局、幸せでいることは叶わなかった。

そういうことなのでしょうか!?

スターにしか分からない悩みや葛藤などいろいろあるのでしょうが、そんなものは何の言い訳にもなりません。
抱える悩みは、どんな立ち位置(スターであれ、主婦であれ、社長であれ、ニートであれ)であれ、その人にとっては同じようにつらいものですから。

・・、
・・・、
そういえば最近、女子高生が覚醒剤使用で立て続けに逮捕されていませんでしたっけ!?

そんなニュースを見るにつけ、またあのCMを復活させなければいけない日がやってきたと思うのは私だけでしょうか。

「覚醒剤撲滅」のための有名なCMです。

「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」というキャッチフレーズ

当時、物凄いインパクトがあったと記憶しています。

というのも、今でも鮮明にそのフレーズが頭に残っているからです。

「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」

1983年から放送されていて、でもいつの間にか見なくなりましたが、これは日本民間放送連盟が制作した公共広告でした。

どうなんでしょう? このCM、今30歳前の方は知っているのかな・・?

もちろん、上の二人(飛鳥&清原)は、知っているはずなんですが・・。

こうしたCM(啓蒙)、何も日本民間放送連盟でなくても、NHKが新たに制作してもいいと思うくらいですが。
とにかく、また一から啓蒙活動が必要なのでは!?

と、思うほど、素人(私)からみても、覚醒剤の販売ルートが多様化し、幅広く害を与え始めたのではないでしょうか。
高校生の次は中学生と流れるのはもうすぐそこのような気がします。

そもそも、若い人に覚醒剤の恐ろしさがまったく伝わっておらず、ちょっとした好奇心ですぐに手を出してしまう土壌があるのではないでしょうか(もちろん、若い人ばかりではないですけど)

踏みとどまるための一歩は、ホントに些細なことで、親の顔や友人の顔が浮かんで・・、などということはなくて、もっと自身に問いかけてくる何か!? やってはダメだという心に引っかかるなにか?

それが、“人間やめますか!?”なんだと思います。

今思えば、頭で考える前に、あのフレーズが心に響いているような気がします。
それが重要で不可欠だと思います。!
そして、できれば小さいころからその印象を植え付ける。
心に!

※啓蒙活動って(なんでもそうですが)、止めてしまうとダメなんですよね

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もちろん、同時に頭で考えることも大切でしょう。

なぜ、覚醒剤(シャブとかS(エス)とかスピードなどとも呼ばれる)をやると、人間をやめることになるのか?

いろいろまとめてみました。


まず、
覚醒剤を服用すると、頭が冴え、眠気は感じず、集中力が異常なほど高くなり、気分がよくなったような感覚に陥る。
覚醒剤に含まれているアンフェタミン(メタンフェタミン)が、脳内のドーパミンをあり得ないほど大量に発生させ、その結果、脳が活発になり高揚感(ハイな気分、興奮状態)が続くと。

そんな効果を耳元でささやかれたら、その時自分が弱っていたら、激しく落ち込んでいたら…、または、ちょっとした好奇心、興味で手を出しても不思議ではありません。

しかし問題は、一度やってしまった後に訪れます。

覚醒剤による効果は長続きしない!

まだ効力が続いているうちは自分が何でもできるような勘違いを起こし、疲れも感じないが、間違いなく、効力がなくなります。

薬(効果)が切れるのです。

するとどうなるか!?

そのあとに待ちかまえているのは「脱力感」「空虚感」「倦怠感」です。
集中できずにぼんやりして、何事にも上の空、心ここにあらずという状態。

するとどうなるか!?

あの感覚をまた味わいたいと思うでしょう。

入手ルートがあって、お金があれば、どうしますか!?

もう一回だけ!ってなるのは容易に想像できます。

そして、もう一回だけやってみます! もう一回だけ(;´・ω・)

あの感覚がよみがえります!つまり、頭が冴え、眠気は感じず、集中力が異常なほど高くなり、ハイな気分に!

この気分、単に薬(覚醒剤)を使っているだけですから・・。
本来なら、初めての彼(彼女)とのデートや受験に合格した瞬間、ゴールやトライを決めた瞬間、宝くじに当たった瞬間、ランナーズハイの状態など、生きている中で人が自らの力で自然に獲得し、味わうことができる最高の瞬間を、人工的に生み出すことができるというわけです。それって、まやかしの快楽です!

しかし、当然ながら、そんな強烈な薬(覚醒剤)には、強烈な副作用がある!

しばらくすると、薬が切れます。するとどうなるか!?

そのあとに待ちかまえているのは「脱力感」「空虚感」「倦怠感」です。
集中できずにぼんやりして何事にも上の空で心ここにあらずという状態。

するとどうなるか!?

あの感覚をまた味わいたいと思うでしょう。

ハイ!! 無限ループです。(一連の命令が無限に繰り返されること)

ただ、回数を重ねると、どうなるか!?

「脱力感」「空虚感」「倦怠感」が、さらに進み、うつ状態になります。

同時に、覚醒剤の代表的な症状である「幻覚作用」が起こります。いるはずもない虫の大群が見えたりするようです。
さらに、喉だけが渇く、些細な光でも眩しく感じたりするなどといった現象が禁断症状として現れます。眠れなくなり、意味もなく苛立つようになってきます。

では、それを抑えるにはどうしたらよいのか!?

簡単です。

また、覚醒剤を使用すればいいのです。

無限ループが完成しました!

覚醒剤は、タバコみたいに簡単にやめられない。禁煙は日がたつとタバコへの欲求がなくなりますが、覚醒剤は強い欲求がずっと続く。
覚醒剤が「危険」と言われる最大の理由はこの「常習性」

もう初めの頃のように、高揚感(ハイな気分、興奮状態)を味わいたいという理由で覚醒剤をやるわけではなくなってきます。

目的はただ一つ!
禁断症状をおさえること! ただそれだけ。

しかし、残念ながら、繰り返し使用していると、同じ量でも効かなくなります。
なぜなら、身体が覚醒剤に慣れてしまい、同じ量では効果が出なくなるから

するとどうなるか!?

もっと、もっと、もっと、もっと、もっともっと、もっともっともっともっともっともっと!!
刺激の強い薬を、さらなる量を求めさまようことになると。

覚醒剤を一度でも使用すると、誰でも“この状態”まで必ず到達するということです。
刺激が強すぎて初めだけは快感を得られるがゆえ、
“誰でも必ず常習者になる”

行く末は、
幻覚作用によって、他人を傷つけ、自分を傷つけます。
体はやせ細り、常に疲れた感覚が全身を襲い、身動きしなくなった頃にはいつも幻覚が体を支配する。
本人だけじゃなく家族やまわりの人間の人生を壊していきます。

当然、もっと欲しいと言っても、お金が続くわけではありません。
覚醒剤は100%犯罪組織とつながっている。覚醒剤を買ったという弱みを握られ利用されていきます。
女性であれば薬漬けにされ、金のため売春させられ、利用価値がなくなると棄てられる例は掃いて捨てるほどあるようです。

では、こんな悲惨な状態になるまでどのくらいの年月が必要なんでしょうか。

最悪のケースで、2ヶ月ということ。数十回。
使用し始めてから2ヶ月後には精神(神経系統)が制御不能になってイカレてしまうと。

たったの2ヶ月!??

最終的には、覚醒剤に体全部を壊されて感情すらなくなってしまうということです。

あらためて調べてみると、こんなにも悲惨な恐ろしい結末が見えているのですね!

・・、
・・・、((+_+))

そして最後に。

覚醒剤の使用は、なぜ悪いと言われているのか!?

これまで見てきたとおり、精神を滅ぼし、人生を狂わすから。
では、独りで静かにやる分にはいいのか!?
いいえ、当然ながら、そんなことはあり得ません!独りでは何にもできません。まず誰かから、どこかから買わなければならない。
そこに必ず他人が介在します。
覚醒剤の常習者は他人に売り、その売ったお金で「自分が使用するための覚醒剤を買う」ケースがほとんどということ。
こうして悪魔の連鎖が始まります。

家族、親戚、組織、集団、地域が蝕まれていき、最後には国が亡ぶと。

だから、覚醒剤の使用は「重度の犯罪」なんです。

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・・
・・・、
少し長くなってしまいましたが、

もう一度、社会全体であのキャッチフレーズを思い出すときが来ているのではないでしょうか。

そんなことを、今回の清原和博容疑者 覚せい剤所持逮捕で想った次第です。

~ナレーション~
"甘い誘惑、ひと時の快楽、覚醒剤は確実に、そして無残に人間を破壊します。



覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」

・・、
・・・、
以上
Mr.なんへんでした。



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