2016 春ドラマ 最後の感想!『セカムズ』『できしな』『ラヴソング』『99.9』は記憶に残りますか!?

目 次

2016年【春ドラマ】が終わってもう1週間以上が経ちました。

この時期(夏ドラマが始まるまでの約3週間)、なんか手持ち無沙汰というか、そわそわっていうか、なんとも落ち着きません(;^ω^)

そこで、【夏ドラマ】が始まる前に、けじめとして(なんのだ?)2016年【春ドラマ】の総括(最後の感想)をしたいと思います。

皆さんは、今期の【春ドラマ】いかがでしたでしょうか?

どれか一つでも記憶に残りそうなドラマあったでしょうか!?

思い返せば2015年。
昨年のドラマで今も印象に残っている・記憶に残っているドラマと聞かれたら・・、即答できるものってありますか!?

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2015年 私が全話見たドラマ一覧
・DOCTORS3 最強の名医(14.3%)
・銭の戦争(13.3%)
・流星ワゴン(10.2%)
・天皇の料理番(14.8%)
・ようこそ、わが家へ(12.5%)
・ヤメゴク(6.4%)
・花咲舞が黙ってない(2)(14.5%)
・ナポレオンの村(8.9%)
・民王(7.1%)
・下町ロケット(18.7%)
・相棒 season14(15.4%)
・掟上今日子の備忘録(9.7%)
・エンジェル・ハート(9.1%)
全13本。
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どれもその時は面白いと思って見ていたわけで、そうでなければ途中離脱しています(;´∀`)。
ただそんな中で、今でも印象に強く残っているのは・・、と、言われると。う~ん('ω')
「天皇の料理番」「民王」「掟上今日子の備忘録」
そして「下町ロケット」ですかね・・("^ω^)。

1年間で何十本と放送されるドラマの中で、たったの4本です!?

なかなか、自分の好みに合うドラマって少ないです(;´∀`)。

それでも、そんなドラマが1本でもあれば、またそんなドラマに出会いたい!!って、そう思ってしまうのですけど。
( `ー´)ノ

そして、2016年です。
これまで「冬ドラマ」「春ドラマ」が放送されました。

私が全話見たドラマはこちら
「冬ドラマ」
・臨床犯罪学者 火村英夫の推理
・フラジャイル
・スペシャリスト
・ナオミとカナコ
・生活安全課0係 ファイヤーボール
・スミカスミレ
・相棒 season14
・真田丸(現在継続視聴中)

そして先日まで見ていた「春ドラマ」
・99.9-刑事専門弁護士-
・ラヴソング
・重版出来!
・世界一難しい恋
・グッドパートナー無敵の弁護士
・私結婚できないんじゃなくて、しないんです
・お迎えデス。
・火の粉

多!? こんなに見てたっけ!? すでに2015年の視聴本数超えとるがな!(@_@;)と、びっくりするわけですが・・、

今思い返して、これはやっぱり面白かった!おすすめ!と心から言えるドラマは!?
はたしてどれだけあるでしょうか。

正直、悩みます。
・・、
・・・、
Yahoo!の意識調査【2016年の春ドラマのうち、満足度が一番高かったのは?】

まずは、上記エントリー全25作品の中で第3位という高満足度を獲得した

『重版出来!』

ドラマとしての完成度高かったですね~(^_^)

なんというか、計算されつくした脚本に演出。無駄なセリフがなく、編集者を演じる役者さんたち(荒川良々さん、安田顕さん、松重豊さん、オダギリジョーさん)も前からその役を演じていたかのように溶け込んでいました。
毎回見終わった後の充実感は、今クール一番だったかもしれません。

ただ、今思うと、なぜだか印象が薄い。
感動もした。働く者としての活力ももらった。
でも、なにかが物足りなかった!

それはなんでしょうか?
・・、
・・・、
それは、主役です!えっ!? そうすか?
(-。-)゜゜゜
黒木華さんの存在感です。彼女の演技力は定評があり文句はまったくありません。
新人編集者という役もハマってました!(*^^*)

しかし、このドラマをより印象深くするだけのパワーが彼女にあったかというと・・、むむ!?、と私は思います。

並み居る個性派俳優人の繋ぎ役となって元気に走り回っていましたが、“繋ぎ役まで”だった気がします。むしろ、“つなぎ役”に徹したと言えるのかもしれません!?

このドラマの功績(印象)は、『じゅうはんしゅったい』という言葉を出版関係者以外に広めたこと!にあったのかも・・。





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『お迎えデス。』

上記Yahoo!の意識調査満足度第9位に推された作品。
視聴前の期待度はそこそこ高かったんです!
第1話もゲストの豪華さ(伊東四郎さん、菅野美穂さん)に加え、今後の展開に期待が持てるスタートでした。

しかし何話からか・・、なんか納得いかない感じになってきました。
う~ん、なんだかな~、といった軽い不満です。
ツッコミどころは、“成仏できない幽霊をあの世に送る”というミッションの骨格部分でもある“成仏できない理由”にありました。

その理由がどれも、
・・、
え~と、一言で言うと“みみっちい
女の子にもてたかった、とかね。
いや、確かに身近で同情できるものではあるけれど、それで成仏出来なければ、世の中、幽霊だらけだろ!!って、突っ込みまくりでした。

それでも最終回とその前話は面白かった。
円(福士蒼汰さん)と幸(土屋太鳳さん)と千里(門脇麦さん)の三角関係を軸に展開された恋愛模様(かな?)。

同時に、どのように千里が納得して成仏できるのかがとっても興味深くて、このドラマ本来のテーマが戻ってきたといった感じ。
門脇麦さんの独特で不思議な雰囲気も幽霊という役に見事にはまっていましたし。あの円を想う切ない表情やしぐさは、完全に太鳳さんの存在感を上回っていたような・・。
ピンクのウサギこと鈴木亮平さんの過去も物語に上手く組み込まれて最終回はてんこ盛りでした!

初めとラストだけでも十分楽しめましたが、もっと面白く出来たはず・・、憑依という技!?も存分に活かされることなかったような・・、っていう思いが強く残ったドラマでした(^_^;)
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『グッドパートナー 無敵の弁護士』

Yahoo!の意識調査満足度では第7位の作品。
元夫婦の美男美女二人(竹野内豊さん松雪泰子さん)を主人公(グッドパートナー)とした弁護士もの。

ホームドラマとの融合なんて番宣にはありましたが、そのあたりを意識した会話の大半は元夫婦の喧嘩トークに終始した感があります。

企業法務弁護の世界は、題材もセクハラや企業独立、お家騒動など興味深く。
登場人物たち(杉本哲太さんここでも大活躍)のエピソードを盛り込みながらストーリーも面白かった事は間違いありません。

決めゼリフもちゃんと用意されていて、
“弁護士としてではなく、一人の人間として言わせて頂きます!”って。
見終わった後もそこそこの爽快感あり。
・・、
・・("^ω^)
しかし、なんだろう。。。

これから先、印象に残るかな!?って考えると、多分、残らない(;´・ω・)

原因は、ホームドラマとの融合の失敗にあると思っています。
つまり、元夫婦喧嘩のシーンがドラマのメインとなっていて、それがドラマの前半(導入)部分ならまだしも結局最後までその物語を追い続けたおかげで、法務弁護の世界の面白さを堪能するまで至らなかった。

きっと、この美男美女二人が力を合わせて、どんどん強くなっていく相手を打ちのめしていく展開であれば、そういう姿をもっと見せて頂ければ、深く印象に残ったのにって思います。
惜しかった(´Д`)
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さて、では、問題の・・、

『ラヴソング』

月9の地盤沈下が語られ、相当糞みそにやられた作品でしたね(-_-;)
Yahoo!の意識調査満足度では第13位。ちょうど真ん中あたりです。

私はといえば、ほぼ毎週感想をアップしてきたので、その点で、かなり印象深い作品となりました。
私の中の『ラヴソング』は春クール第3位に位置します!(^_^;)

理由は明確です。藤原さくらさんです。
福山雅治さんはそれほど印象に残ったわけではありません。
あっ、別に彼女のファンになったわけでもありませんけど(*´ω`*)。

ただ、なんというか、ずっと彼女の演技に惹かれたのですね。
惹かれた≒興味があった(二アリーイコール:限りなく近いイコール)のです!

突然ですが、『ギルバート・グレイプ』(1993年)という作品をご存知でしょうか。
ディカプリオファンもしくはジョニー・デップファンの方なら当然知っている作品なのかと思いますが、
この作品ディカプリオは数々の映画賞(ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート、アカデミー助演男優賞ノミネートなどなど)にノミネートされます。

彼が演じたのは、重い知的障害者の役でした。

主人公ギルバート・グレイプを演じたのが、今や大スターとなったジョニー・デップ。その弟役がレオナルド・ディカプリオでした。

当時、ビデオでしたが、はじめて彼を観た時、この子は本当に“知的障害者”なんだと思いました。

ディカプリオなんて役者さん知りませんし、彼がもの凄い演技をしていたので、そう思ったのは仕方ないです。

でも、後で彼が健常者の方だと知った時の驚き(衝撃)は、今でも覚えています。

うっそ!! の、一言です。

まさか、その時と同じ衝撃を藤原さくらさんから受けた、とは言いません(;´・ω・)
ネットでは“わざとらしい、やりすぎ”との声もチラホラ。
でも私は、結構本気で彼女は乞音の方(軽い症状だとしても)かもと思ってしまいました。
まったく彼女の事前情報を得ていなかったので、それこそ私にとっては無名のディカブリオ状態だったのですね。

ドラマ自体は、歯がゆい展開が続き、これじゃ視聴率取れないよなぁなんて、TVの前で相当ダメ出ししていました。
それでも、先ほどから書いているように、藤原さくらさんの演技と、幼なじみ二人の想いと、そして、福山さん提供「soup」「好きよ好きよ好きよ」の2曲がずっと気になっていました。
そして最後まで視聴し続けました。

結果、私の印象に強く残ったのです!(  ̄▽ ̄)
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『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』

Yahoo!の意識調査満足度第6位に推された作品。

グッドパートナー無敵の弁護士同様、美男美女共演によるラブコメ!
この作品は、私の中で、中谷美紀さん主演ドラマのNo.1作品になりました!(^^)
春クールでは私の第2位です!

性も歳も悩みも全く違う主人公の話なのに、なんでここまで感情移入できたのか不思議なくらいです
(;´_ゝ`)
で、考えてみました。最後までワクワクしながら見続けた理由を。

男性目線からの恋愛指南という一風変わった設定。毎週毎週繰り出される端的な恋愛アドバイス。そしてその指南役がこれまたドンピシャなキャスティングの藤木直人さん

中谷さんとの弟子、師匠という不思議な関係を見るのが癖になっていきます。
そして、エベレスト(桜井)制覇という明確な目標があってそれに向かってテンポよく物語が進んでいく。フェアリー諒太郎との絡みもアクセントとして絶妙で。
来週も続きを見たいという気にさせてくれました。

でも、それだけで感情移入できたのか!?って思うと、それだけじゃありませんでした。
( ´△`)
…、
……、

毎週挿入される高校生時代のエピソード!
今流行りの"胸キュン"ってやつ。

甘く切ない高校時代の思い出(残念ながら私にそんな甘い過去ないすけど…(。>д<))
あの頃に戻れたら、あの時ああしていたら・・(-_-;)
そこ、年は違えど、性は違えど、時代は違えど、共感できるところです!

最終回で、今を生きることにしたみやび
それもまた印象に残るラストだったと思います(^_^)




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『99.9-刑事専門弁護士-』

視聴率同様Yahoo!の意識調査満足度でも堂々の第1位に輝いた本作。
でも、私の中では「春クール」第4位です。

2016年春クールでNo.1ヒット作として記録には残ったけれど、ドラマとして記憶に残りましたか?

99.9という重いテーマで挑んだ割には、事件で印象に残るものはなかった。
だから(最終回を除いて)、胸に迫る感動がなかった(それを求めるドラマじゃなかったということか!?)。

弁護士というより探偵、刑事ものでもあまり変わらなかったと思う展開。
警察・検察があまりにしょぼすぎた(-_-;)

しかし、本線からは外れるものの、小ネタ・パロディ・ダジャレはそこそこ楽しめて、日曜夜9時から見るドラマとしては気軽に見ることができました。『下町ロケット』のように見終わってしばらく興奮冷めやらずというのも疲れたりするので・・。

あまりテーマに沿って重い内容だと、松本潤さんの明るい華やかな個性が活きなかった可能性もあった・・・、と考えるとこれでよかったのかもしれませんね。

私は、物足りなかったですけど(-。-)゜゜

しかし、香川照之さんのバイプレーヤーとしての存在感はハンパないですね。
誰が相手であっても(堺雅人さんや西島秀俊さん、そして松本潤さんでも)すぐに対等に、いやそれ以上に自分のポジションを確保していく生命力は、もうゴキブリ以上かと(あっ、もちろんいい意味のホメ言葉です)!
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『世界一難しい恋』

Yahoo!の意識調査満足度では第2位世間では、嵐の松潤と大野君のワンツーフィニッシュになりましたね。

私の中での春クール第1位はこの作品です!(*^^*)
当ブログでも『ラヴソング』『できしな』以上に気合を入れて感想をアップしていった思い出に残るラブコメとなりました。

でも初めは、いったいどうなる事かと思いました。

ありえへんトンデモ社長が世界一のホテルを目指すという仰天ストーリー!
人を動かすことはできても、人の(特に女性の)気持ちはまったく分からず恋愛経験もほとんどないという無茶な設定、小中学生レベルの恋愛テクニックを駆使して一目ぼれした従業員を追いかけるという。

あらためて考えると、ホントによくこんなひどい設定を考えたものです(;^ω^)

そんなトンデモドラマを見続けた理由は、これまでも感想で何度も書いたように、主演のお二人と、それを支えたお二人+1人の力(魅力)が大きかった。
大きいというか、すべてでした。

鮫島零治=大野智君柴山美咲=波瑠さん

秘書村沖役の小池栄子さんと杉本哲太さん。+ライバル・ステイゴールドホテル社長役の北村一輝さん

特に大野君ですね。この役他に誰ができますか!?
考えたのは、濱田岳さん・・、若すぎるか!?。では、阿部サダヲさん・・、ちょっと歳いってるか!? SMAPの草彅剛さん・・、毛色が違うか!?

どうしてもコメディ側の役者さんを想像しちゃいますが、それでは完全にコメディですし・・。結果、大野君のキャスティングは絶妙でした!

中盤の最大の盛り上がりだと思う第5話のラストシーン(柴山美咲が鮫島にOKの返事をする)は、感想を書いている時、二人の緊張と喜びとちょっとした笑いとそれを見守る秘書と運転手の祈るような想いがあふれていて、とっても感動的なシーンだったのですが・・、それをどう伝えたらいいのか、分からなくなりました。それほど私も熱くなったということです (^ー^´)ノ

その後も、“アホ切ない”喧嘩と仲直りの繰り返しの中で、ダレそうになる時もありましたが、そこは上手く鮫島の父(小堺一機さん)を登場させるなどして人物を掘り下げ単なる恋愛ドタバタ劇にはしなかった。

『セカムズ』を見てあらためて思ったのは、やっぱり演者の力って大事なんだということ。

ドラマが面白くなるかつまらなくなるか。というか、見なくなるか!
そのカギを握る要素として、「脚本」「演出」「音楽」「役者」などいろいろあると思います。

もちろんすべてにおいてバランスが取れているに越したことはないのですが・・、なかなか・・(-_-;

そんな中、ファーストインプレッションって、めっちゃ大事ですよね!

で、それは、脚本でも演出でもなくて、まずは「役者」さんだと思うのです(そんなに力説することでもないですか!?)。

なぜって、1話見ただけで脚本がいいとか演出がダメだとか素人には分からないですから。

ただ、役者さんの演技は、気に入らないとか苦手だとか好きだとかは直感で分かります!感じます!

もちろん人それぞれの好みはあるでしょうけど、第一印象が悪ければ、長続きしないことが多いです。私は。
苦手だなと思ったら、我慢して見続ける気力はありません(-_-;)
1人でも苦手な方が混じっているとダメなんですよね・・、こらえ性がないのかな・・(@_@;)
※春ドラマでは、『僕のヤバイ妻』の宮迫さんとかね。。(好きな方ごめんなさい)

すべての演者に好感が持てたという点で、『世界一難しい恋』は今春のNo.1だったかなと思います。

もちろん2016年春ドラマで全話視聴したドラマはみな魅力的な方々だったということなんですけどね
(^^ゞ
『火の粉』だけは、ユースケ・サンタマリアさんの怪演と物語の顛末だけが気になっての視聴でしたけど(-_-;)
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というわけで、ざっと今春ドラマを振り返ってみました。

さてさて、もう7月ですね。

すでに「夏ドラマ」のラインアップを見てみましたが、正直「春ドラマ」に比べると興味あるテーマが少ないかなと感じています。
(;´・ω・)
でもまあ分かりませんね。第1話を見て、そのファーストインプレッション次第でどうなるか!?
「冬ドラマ」の『スミカスミレ』みたいに何気に全話視聴っていう作品に出会えるかもしれませんから!

今回のブログタイトル:2016 春ドラマ 最後の感想!『セカムズ』『できしな』『ラヴソング』『99.9』は記憶に残りますか!?

記憶に残るとは・・・、そのドラマのタイトルを聞いて、すぐにあらすじ(ストーリー)と役者さんを思い浮かべることができるか否か。そして、あれ面白かったよねと言えるかどうか、だとしたら、

回答:はい、記憶に残ると思います。ただし、3年たったらどうなっているか分かんないですけど(^^ゞ

以上です。



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