今冬一番の刑事「相棒」ものドラマは、何!? と、聞かれたら・・。
間髪を入れずにこう答えます!!
テレ東金曜8時のドラマ
『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~』だと!
(^-^;
・・、
まあ、"間髪"は少し盛り過ぎですけど・・。
でも、今夜の第3話を見て確信しました。( `ー´)ノ
小泉孝太郎と松下由樹のコンビは最高です!
典型的な凸凹コンビが見ていて楽しくかつ面白い!
ちなみに、今冬の刑事ものドラマで主人公とコンビを組んで(=相棒)事件を解決していくというスタイルをとるドラマは。
・相棒14【水谷豊と反町隆史】
・ヒガンバナ【堀北真希と檀れい】
・科捜研の女15【特になし】
・スペシャリスト【草彅剛と夏菜】※基本草彅の単独捜査だけど・・。
・火村英生の推理【斎藤工と窪田正孝】※刑事じゃないけど・・(^-^;。
まさか、あの本家『相棒』のお二人よりも相性がいいとは!?
~ いや、私の単なる独断&偏見なんですけどね(;´∀`) ~
ドラマの設定は以下の通り。
「警視庁杉並中央署生活安全課に新しく「なんでも相談室」という部が設置されます。
“市民の声に迅速に対応するための新たな試みとして新設された”というふれ込みですが、
その実態は問題を起こしたり、お払い箱になった人材の掃き溜め部屋でした。
署員たちは、そんな部署のことをこう呼びます。“ゼロ係”と。
それは、“ゼロはいくつかけてもゼロ”。すなわち役立たずは何人いても役に立たないという意味で。
そんなゼロ係に、警察庁科学警察研究所から謎のキャリア警視・小早川冬彦(小泉孝太郎)が異動してきます。
冬彦は、とにかく世間知らずで“究極のKY(空気が読めない)”刑事だった。
そんな彼とバディを組まされたのは、“男勝りで口の悪い”ベテラン女性刑事・寺田寅三(松下由樹)。
図らずも“究極のKY”な刑事は、ゼロ係に集められた“問題児”たちの起爆剤となり、化学反応を起こしていく。
まったく噛み合わない二人(小泉孝太郎と松下由樹)と、個性的なゼロ係の仲間たちが、様々な難事件を華麗に、時にドタバタと解決へ導いていく。」
"まったく噛み合わない二人"の会話がドラマに軽快なテンポを生み出し小気味良いのです。
謎のキャリア警視・小早川冬彦を演じるのは、『下町ロケット』の嫌みな敵役で一皮むけた小泉孝太郎さん(37歳)。
初の悪役が評判を呼んだのはつい最近のことでしたが。
今回は、元の小泉さんがカムバック!
しかも、"天然のお人好しお坊ちゃん"感全開!KYがとっても板についてフルパワーで戻ってきました!
これはもう、かつてのイメージ ⇒ 世間知らず・坊っちゃん育ち・ぼんぼん・苦労知らず・良家の坊ちゃん、などなど(悪口じゃないですよ(;^ω^))自分の最も得意分野で勝負してきた感じ!
こんな役を自然に演じられるのは、小泉孝太郎さんただ一人といっても過言ではありません!?(決して悪口じゃないですよ(;^ω^))
もしかしたら、DAIGOさんもその線でいけるかもと思ったりしましたが、ヒガンバナを見てそれは無理だと思いました。
なんかもう、書いていても上手く伝えられないもどかしさがあるのですが・・、まあ百聞は一見に如かずなので、ぜひ一度この天然(KY)ぶりを見て頂きたいのです。
もしかしたらこれは、"素"なのか!?
と、思わせる演技は、空恐ろしい程で、逆に楽しくなります( `ー´)ノ (ただし、人によってはこの演技がダメという人もいるかもしれません。見ていてスゴくイライラしてくるかもしれません!? なので、そこは自己責任でご覧ください(;^ω^)
もちろん、小泉孝太郎さん一人が、KYを連発してはじけていても何にも面白くありません。それだとただイライラするだけ。それを受け止められる人!そして私たちのイライラを小泉にぶつけられる強力な"相棒"がいなければ。
そう!それが松下由樹さん(47歳)です。
小泉さんの悪気のない天然の毒を受けた際の松下さんの表情なんて、毎回最高です!
こんの野郎~!!とか、お前、アホか~、空気読めよ~!!っていう表情!
二人が一緒にいる場面では、松下さん3分に1回はキレていますし。
そこは完全にコメディですね、笑えます!
ただ"頭にくる"というだけの演技を、顔の動き、表情、声、動作、全身を使って表現できる松下さんはさすがです!
相棒の二人に加え、脇を固めるキャストも無駄がない。
上司である係長役の大杉漣さんともう一人の謎の人物(情報屋)寺島進さんとベテランが脇を固め、
同じ"0課"の面々は、仕事はできるが毒舌、非効率な作業が大嫌いな事務職の本条役に安達祐実さん。魔性の美人ツンデレ女安智役に原田夏希さん。出世欲はあるが地頭に難がある桜庭役にお笑いコンビ「TKO」の木下隆行さん。それぞれの役の個性と演者の個性がベストマッチ。適材適所とはこのことか!と思わせるキャスティングとなっています。
特に、お笑い芸人の使い方として、木下さんの役どころは違和感なし。"ドラマにお笑い芸人必要なし"派の私ですが、これは受け入れてしまいます(-ω-)/ (多分それは、役どころがコメディ調であることによって演技が不自然にならないこと=見ている側も受け入れやすくなるから、だと思います。)
※関連記事 ⇒ 2015秋ドラマ「下町ロケット」感想 “芸人さん”を使うことについて!(11/2)
そして、肝心な「事件」も丁寧に描かれています。
それは、原作(『生活安全課0係 ファイヤーボール』著者:富樫倫太郎氏)がしっかりしているからなのだと思いますが、最近奇をてらった事件や犯人が多い本家『相棒』よりも、よっぽど安心して犯人は誰!?という楽しみ方を与えてくれます。これは、やっぱり大切です。
刑事・警察ドラマのキモは、やっぱり事件がしっかり描かれなければ絶対面白くありませんから。
テレ東8時のドラマをあなどってはいけませんね( `ー´)ノ
では、なんへんです。
冬ドラマ『警視庁ゼロ係』第3話まで なんへん:57
というわけで、私の中では、今冬一番の刑事「相棒」ものドラマとさせていただきます( `ー´)ノ一話完結ものですので、まだの人もぜひ一度小泉さんの天然KYぶりを味わってみてください(笑)
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以上
Mr.なんへんでした。