今回取り上げるのは、またまたの池井戸作品!!
10月18日(日)夜9:00スタート/TBS/原作小説あり
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「下町ロケット」
キャスト:阿部寛、土屋太鳳、和田 聰宏、吉川晃司、杉良太郎、真矢ミキ
脚本:八津 弘幸(半沢直樹、ルーズヴェルト・ゲーム)
原作:池井戸潤
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■あらすじ■
小さな町工場(佃製作所) 社長・佃航平は、宇宙への夢を抱きロケットエンジンの研究開発を続けていた。しかし、資金繰りに行き詰ったり、ライバル会社から特許権侵害で訴えられたりと苦難に陥る。
そんな時、大企業である帝国重工から佃製作所が持っている特許を20億で譲ってくれないかとの話が持ちかけられ…、
会社経営をとるかロケットエンジンに自社の部品を搭載するという自身の夢をとるか、また帝国重工内部でも権力争いが起こっていて…、
町工場の社長としての苦闘を描くスリリングな展開を描いた直木賞受賞作。
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「下町ロケット」
原作読んでいません。
ですが、WOWOWドラマ(2011年)観ていました。
なので、ストーリー、ラストも知っております。
しかし、今回もぜひ観てみたいと思っています。
理由は、単純! 面白かったからです。
原作を読んでいれば、さらに楽しめたかもしれませんが、
ここは、スリリングな展開が待ち受けているストーリーにどっぷりつかりながらも、
同時にWOWOWドラマとの比較を楽しみたいと思っています。
まずは、「脚本家」対決です。
WOWOWドラマの脚本家は、前川 洋一さん(56才)
■代表作
・空飛ぶタイヤ(WOWOWドラマ これも池井戸潤の代表作)
・マークスの山(WOWOWドラマ)、
・レディ・ジョーカー(WOWOWドラマ)、
・軍師官兵衛(NHK大河)
基本、WOWOWドラマで活躍されている脚本家でありますが、昨年満を持してNHK大河に抜擢されております。
むろん、この下町ロケットもピリピリするくらいの緊張感張り詰めたセリフの応酬が展開されておりました。
さて、対してTBSドラマの脚本家は、ご存じ八津 弘幸さん(44才)
年齢は一回り違うのですね。
■代表作
・半沢直樹(TBS日曜劇場)
・ルーズヴェルト・ゲーム(TBS日曜劇場)
・流星ワゴン(TBS日曜劇場)
まず、お二人に共通するのは、同じ局・同じ時間帯のドラマで勝負していること
そして、小説のドラマ化。しかもベストセラーである原作の脚本を担当しているということ。
違いは、上の前川さんは、より重厚な感じ。緻密に計算されたセリフ。
対する八津さんは、比較すると少しくだけた感じでコミカルな部分もあるが、もちろん決めのセリフはカッコイイ。
※偉そうにすみません。あくまで私見ですから<m(__)m>
今回の下町ロケットでは、一体どんなセリフが飛び出してくるのか!
今から楽しみで仕方ありません。
さて、次は、役者さんたちです。
主人公が、三上博史さん→阿部寛さんとなりました。
いいですね!三上博史さんの町工場社長 佃航平も良かったですが、
阿部寛さんが一体どんな佃航平を見せてくれるのか。
とにかく、毎回苦境に立たされますから、あの大きな体がどこまで小さく見えるのか興味がわいてきます。
あとは、いろんな方が出演されますが、
また、あの立川 談春さんが出るんですね。銀行からの出向役らしいです。
また憎らしい感じなんでしょうね~。
他、重要な役どころでは、帝国重工の宇宙航空部部長として吉川晃司さん。
WOWOWでは、渡部篤郎さんが演じていたのですが、この役も心の葛藤がいろいろある役どころなので、どんな演技を吉川さんが見せてくれるのか楽しみです!
同じく、帝国重工の宇宙航空部の本部長として、今乗っている!? 木下ほうかさん
最近バラエティの「痛快TV スカッとジャパン」で嫌味などうしようもない上司を演じていて笑えるのですが、まさかそのままの演技じゃないですよね~。注目です(笑)。
さらに、土屋太鳳さん。最近では、るろうに剣心 京都大火編と伝説の最期編に出ていました。あの時は幕末のコスプレ?風いでたちでしたので、普通の娘役は初めて拝見します。どんなんでしょう。
和田 聰宏さん、佃製作所の若手社員のリーダー格を演じます。こちらも重要な役どころ、ニヒルで寡黙・芯が強そうというイメージです。はまり役かと思います。
まあ、そんなところです。
池井戸潤さんのなんへん(指数)は、65
高なんへんです。当然、原作がしっかりしているのでドラマも高なんへんとなりそうですが、
こればかりは、観てみないと分からないですね!?
こりまでの池井戸潤原作ドラマのなんへんは。
・花崎舞が黙ってない = なんへん(指数):56
・民王 = なんへん(指数):58(当初54だったが最終回で一気に4ポイント上昇)
そういえば、過去の原作ドラマのなんへんを出していませんでしたので
ここで記録しておきます!
・半沢直樹= なんへん(指数):68
(ドラマでは最高なんへん。とにかく楽しめた)・ルーズヴェルト・ゲーム= なんへん(指数):54
(いまいち楽しめなかった)では、今度のドラマ 「下町ロケット」のなんへんです。
・下町ロケット= なんへん:62(期待値)
※(第一話を観た後に上がる↑場合も下がる↓場合もあります)(高なんへんの要素は十分!期待も大。しかし、期待値が高いだけに、前2作と同じようなセリフや演出だとちょっと飽きてしまうかも…。)
以上
Mr.なんへん