下町ロケット「ガウディ計画編」第7話 名言は昭和の心!

下町ロケット「第7話」見終わって

またまた名言が出ましたね!( `ー´)ノ
(あっ、いや、私が勝手に「名言」と言ってるだけなんですけど・・(^^ゞ

第7話の中心は、ガウディ計画に立ちはだかる「3つの壁」について、それぞれの苦闘が描かれていきます!

「3つの壁」とは
①技術の壁、②資金の壁、③認可(Pmea)の壁
※ドラマでは、Pmea(独立行政法人 医薬品医療器具総合機構)となっていますが、実際は、PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)なんだと。
PMDAは、薬・医療機器の適正使用を推進している団体です。

①技術の壁:小さな子供に適合するような人工弁は開発が困難なんです!
②資金の壁:医療機器開発には莫大な開発費がかかります!
③認可(Pmea)の壁:Pmea(独立行政法人 医薬品医療器具総合機構)に認可してもらうまでがいろいろありまして・・。

で、本日(第7話)の名言は、
その①技術の壁にぶつかっていた若手社員に声をかけた時の佃社長(阿部 寛さん)の言葉です。

若手社員 立花 洋介(演者:竹内 涼真)が、人工弁開発の進捗状況を佃社長に聞かれて、

立花:"全然だめです"
"血栓です!どうしても血栓ができてしまいます!"
それに対して唯一の技術開発部の紅一点 加納 アキ(演者:朝倉 あき)が、
加納:"微量なら、あるいは薬の服用で溶かすという方法もできるし・・"

立花:"いや、薬は飲み忘れもあるし、一生飲み続けないといけない!やはり根本的に血栓が生じない構造を探し当てるしかないんだ!"と。

すると、その話を聞いていた佃社長が彼らに言います。

『"忘れるなぁ、開発にはなぁ、必ずそういうブラックボックスがある。
数式で解決できる部分は実は易しい、ところがある所まで行くとこれ理屈では解き明かせないものが必ず残る。

作って、試して、また作る!失敗し続けるかもしれない。だがな、独自のノウハウってやつは、そういう努力からしか生まれないんだ!

スマートにやろうと思うなよ、お前ら!泥臭くやれ!頭いい奴らはきれいにやろうとして手を汚さないんだ。』

物を作るっていうのはな、頭じゃないんだ、手と心だ!!← これ、名言!

それを聞いた加納 アキは"分かりました"と返事
一応、リーダーの立花 洋介も"ハイ"と答えるものの、表情はあまり納得がいってない様子。

・・、
・・・("^ω^)
分かりやすいですね(;^ω^) この演出!

そんな、社長!"手と心"って言ったって、無理なものは無理なんですよ!っていう感じの。。

でも、この分かりやすい演出(演技)(同時に臭すぎる演出)が池井戸作品にはあっているんですけどね!(;´∀`)

しかし、この説得、この檄(ゲキ)は、"昭和のそれ"です。

今の若い世代は、もっと合理的に考えるのかもしれません。いや、そうに違いないという思い込みをドラマにうまく生かしているのだと思います。

佃製作所を裏切り、ライバルであるサヤマ製作所に移った中里 淳(演者:高橋 光臣)もそうでしたし、ガウディではすっかり"いい人"になってしまった真野 賢作(演者:山崎 育三郎※佃製作所を辞めて今は北陸医科大研究員となった)しかり。
そして、このドラマでは、若手社員を我慢が出来ない、結果が出ないとすぐにあきらめる!ふてくされる。という描き方をしています。
そこに、昭和の古き良き時代のオヤジ(かっこいいオヤジですけど(^^ゞ、)が、自分自身の経験をこんこんと言って聞かせるという・・(;'∀')。

実際、どうなんでしょうね!?、現実は。若い人は、そんな説教を待っているとも聞きますが・・、

まあ、"うざい"!って思われるのは仕方ないにしても、
その話が、ただ口だけじゃなくて、心がこもっていれば、必ず通じると、それは昭和も平成も何ら変わらないと思います!( `ー´)ノ ってね!

下町ロケットを見ていると、こちらもだんだんと影響されるなぁ~(^^ゞ

※あっ、あと人工弁開発部には3人いて、もう一人の社員は鈴木 健児(演者:堀井 新太)

それにしても、サヤマ製作所社長 椎名 直之を演じる小泉 孝太郎さん
アジア医科大心臓外科部長 貴船 恒広役の世良 公則さん、そして今日登場したPmeaに所属する篠井 英介さん。さらには、日本クラインの平岳大さん瀧川 英次さんら、次々と出てきますね、敵役が。

敵役の皆さんには今後、とにかく憎たらしく、とことん佃製作所を追い詰めて頂きたいですね!

その方が、最終回で訪れるであろう私の喜びも(喜びというかストレス発散、大発散ですね!)ひときわ大きくなるというものです!

では、今日はこの辺で。

秋ドラマ「下町ロケット」第7話 なんへん:63

※まだまだこんなものじゃ物足りないですよ!

以上
Mr.なんへんでした。



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