サッカー日本代表とラグビー日本代表の決定的な差について考えた!

10月に入ってからの2週間余りで、サッカーラグビーの代表戦が立て続けに行われました。
結果はご存じのとおりです。

▪10月 3日 ラグビーW cup イングランド大会 予選プールB 日本(26)対サモア(5)
▪10月 8日 サッカーW cup ロシア大会アジア2次予選 日本(3)対シリア(0)
▪10月11日 ラグビーW cup イングランド大会 予選プールB 日本(28)対アメリカ(18)
▪10月13日 サッカー 国際親善試合 日本(1)対イラン(1)

その試合をすべてTV観戦する中で、思ったこと、感じたことを書いてみます。

まず、差し引かなければならないのは、大会の位置づけ・意義ですね。

ラグビーは4年間の集大成であるワールドカップ本番で、サッカーはまだアジアの2次予選。
当然、モチベーションに大きな差が出ると思います。
それを承知した上で、書きます

サッカー日本代表とラグビー日本代表の決定的な差について考えた!

ぐだぐだ言っても仕方ないので、簡潔に。

それは、「チームワーク」「チーム力」に明らかな差があると感じます。ひしひしと感じます。

サッカー(11人)もラグビー(15人)も当然ながら個人戦ではなく、チームスポーツです。
チームが勝利に向かって“一丸”とならなければ、強い相手には勝てません。
もちろん、“個の力”も必要でしょう。
どんなにチーム一丸となろうが、「個」に明らかな差があれば到底太刀打ちできない相手もいます。

ということは、結論として、“個”の力を高めつつ、“チームの結束力”も高める必要がある。
そして、そこにさらに大切な“勝利への貪欲なまでの執念、渇望、思い、気持”が加わり、
そのバランスが最も取れたチームが世界の頂点を極める
これがチームスポーツ=サッカーでありラグビーだと思います。

では、ラグビー日本代表はどうか?

まずは、“個の力”
ラグビー日本代表に“個の力”としてプラスαをもたらしたのはいうまでもなく外国籍の選手たち。
と、世間ではそこに注目が集まっていますが、
外国出身で選ばれた11人のうち、すでに4名は日本国籍取得済みですからね。
日本滞在歴でいうと5年(2010年来日)の選手が3人。
7年(2008年来日)が2人、8年(2007年)が3人。そして来日してもう10年以上の選手が3人と、
皆さん日本ラグビーに馴染んでいます。
にわか日本代表メンバーではないということは強調しておかなければ彼らに対してし失礼でしょう。
日本に来てから練習して、努力して、力をつけていかなければ、ただ外国出身だからメンバーに選ばれたわけではないということです。
さらに、エディー・ジョーンズヘッドコーチが世界標準のパワーがなければ同じ土俵にさえ立てない、として日本人選手たちにも課した持久力とフィジカルトレーニング
これでさらに“個の力”はアップしました。

さらに、“チームワーク”はどうか?
このブログでも何回かご紹介しましたが、当然ながら長期の過酷な代表合宿で全員が同じメニューをこなしていけば、それは団結しないほうがおかしいというものです。また世界と互角に戦う!世界を驚かす!という強い目標。さらに、このチームワークに欠かせないのはチームをまとめるキャプテンの存在です。いわゆるキャプテンシーというやつです!
日本代表のキャプテンは、リーチ マイケル。ニュージーランド生まれで、高校時代から日本でプレーをし、東海大、東芝を経て、2年前に日本国籍を取得しています。そして、ニュージーランドと日本の差を「勝ちたちいという強い気持ち」だと言います。そうした強い気持ちをメンバーに身をもって伝えています。
こうしたキャプテンに支えられたチームが一枚岩となって、“戦う集団”となるのは当然でしょう!

気持なんか当人たちでないと分からないかもしれませんが、あの「世紀の番狂わせ」と呼ばれる南アフリカ戦を持ち出すまでもなく、勝利に対する執念や熱い気持ちは画面を通してもヒシヒシと伝わってきました。
それはこちらがたじろぐほどのものでしたから。

【個の力】【チームワーク】【気持】
この3点セットが結集すれば、これまでのワールドカップでたった1勝しか上げられなかった日本代表が一気に3勝を上げたのも必然だったのかもしれません。
もちろん、結局、ベスト8には残れませんでした。
う~ん、それほど世界って凄いんだなぁとあらためて思い知らされた感じです。

では、もう一方のサッカー日本代表はどうなのでしょうか?

確か2013年ワールドカップ・ブラジル大会で1勝も上げられずに終わった後、選手たちの口から頻繁に出た言葉が、“個の力”であったと記憶しています。

香川選手が、本田選手が、長友選手が、“個の力”の差だと。
確かにこれまでのサッカー日本代表のスタイルは、日本人の特性を活かした規律ある組織的ディフェンス、緻密なパスワークに個を犠牲にしての献身的な団結力。そんなイメージでしたから、チームワークに関しては、何の問題もないと考えていました。
だから残されたテーマが“個の力”のアップだと。
世界と戦うには“個の力”を向上させればよいのだと。

はたして、そうでしょうか?

現在の日本代表は、ドーハやジョホールバルの頃の日本代表と同じチーム力を備えているのでしょうか?

イラン戦での日本代表の先発11人中6人が海外組ということを考えると、当時に比べて、“個の力”はアップしているのでしょう。
多分!?

では、日本のお家芸?ともいえるチームワーク(チーム力)は、はたして維持・向上しているのでしょうか?

もう一度、世界と戦い、勝つために必要だと思う要素をみてみます。
【個の力】【チームワーク】【気持】
そのバランスが最も取れたチームが世界の頂点を極める。

【気持】
“気持”は、伝わってくる!と、私は思います。態度、表情、パフォーマンスのすべてから。
現日本代表の選手から伝わってくるのは、チームの勝利よりも個々の“アピール”です。
それは、痛いほど伝わってきます。
先日のイラン戦、例えば武藤選手の頑張りは、チームの勝利への執念・熱望というよりもレギュラー定着を目指すための監督へのアピールのように感じられました。
それは悪いことではないと思います。レギュラー定着の為への必死さがひいてはチームの勝利につながれば!
これまでの日本代表に足りないのは、“俺が俺が”という我の強さ、アピールだと言われていましたから、それを体現していると言えばそれまでです。

【チームワーク】
しかし、【個の力】の向上だけを目指していたらいつのまにか【チームワーク】がおろそかになってしまったと思います。
海外組と呼ばれる日本人選手たちが増えて、逆にチームの結束力が落ちたように見えるのは、外国出身選手が増えたにもかかわらず、チームの団結力が高まったように見えるラグビー日本代表と比較するとなんとも皮肉な話です。

【個】をまとめる強烈なキャプテンがいたらまた話は変わるでしょうが、
現在その大役を長谷部選手に負わせるのは少し荷が重いような気がします。
別に、ラモスや闘莉王選手のような強烈なキャラクターは必要ないと思いますが、
試合中に冷静に、時には熱くチーム全体とコミュニケーションをとれる選手がいなくなってしまったように感じるのは私だけでしょうか。
一人では難しいのなら、遠藤選手と長谷部選手のように2人でまとめるということもできると思いますが、世代交代・若返りという課題が常に付きまとうと難しいのでしょうかね。

どうしても気になるのです。フランス・ワールドカップ直前に、岡田監督が当時の精神的支柱であったカズ選手を外したことにより、チームが委縮して機能せず、惨敗した過去が。
その時点での“ベストな選手”を選ぶとしてカズ選手を外しましたが、当時一気にチームの顔となった中田ヒデ選手井原・城選手ら、カズ選手の落選には戸惑ったと語っています。“個の力”は上がっても“チームの力”が下がっては意味がなかった。バランスがおかしくなった典型であり、そしてバランスがおかしくなれば勝てないのだと思いました。

サッカー日本代表を語る識者たちも、4-3-3、4-4-2、4-2-3-1、3-4-3、とかシステムがどうのこうの難しい話をしていますが、
“そこ”なんでしょうか?

サッカー日本代表は、そもそも大事な・肝心なことを忘れてしまったような気がするのです。

正直、ハリルホジッチ監督の目指すものがみえてきません。
イコール=日本サッカー協会が目指すものが。

それは、ロシア・ワールドカップへの出場なのでしょうか?
違いますよね。
さすがに、いまさらそれはないですよね?

では、W杯決勝トーナメント進出? 
もうすでに2回達成していますよね・・。
そんなゆるい目標でいいのでしょうか?

ラグビー日本代表が、ワールドカップという本番の戦いで世界トップ5に入るチームを破ったことの衝撃は大きいです。

ハリルホジッチ監督含めた日本代表のチーム力を一気に高めるためには、後戻りできない明確な目標を打ち立てるしか道はないと思います。

私の願望として、それはロシアワールドカップでのベスト8進出です。

そして、それが達成できなければ、ハリル監督はもちろん、日本サッカー協会のお偉いさん達の総退陣です。
覚悟を決めてください!
腹をくくってください!

それからです。
システムがどうのこうのと語るのは。

チーム一丸となって本番でのベスト8を目標にする。常々口にする。
その為に各チームでアピールし、レギュラーを勝ち取り、“個の力”“経験値”を上げる
あとは気持ち!
日本代表としてのプライドで選手たちが気持ちを前面に出して戦ってくれることを信じております。
これで3つのバランスが取れました。

本番でのベスト8必達!公言する!
ダメなら総退陣!として、退路を断つ!
ことで一気に活路が開けてくる!
なんて、それこそ甘い戯言かもしれませんが、それすらできないようでは今のサッカー日本代表に未来はないと思います。

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以上
Mr.なんへん

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