人気漫画「エンジェル・ハート」の実写化です。
1980年代後半、「週刊少年ジャンプ」で連載されていた「シティハンター」のその後を描いた本作
※厳密にいうとパラレルワールドを描いているということで単純な"続き"ではないようですが。
この漫画を実写化するにあたっては、なんといっても最大の魅力である主人公、冴羽 獠を誰が演じるのか?
そこに注目が集まっていました!
当時、「シティハンター」は読んではいましたが、特に大ファンというわけではありませんし、この「エンジェル・ハート」は読んだこともないので、実写化で誰が演じても気にしないと思っていました。
でも、いざその演者の名前を聞いたときには、こう思いました。
上川隆也!?、あっ、それ、いいかも!って。
多分、以前のテレ朝・遺留捜査シリーズしか知らなかったら、えっ、なんで上川隆也!?ってなったと思うのですが、ぐるぐるナインティナインのゴチになります!でバラエティー番組にレギュラー出演して、そして日テレの「花咲舞が黙ってない」で少し力の抜けたコミカルな演技も見せてくれていたので、冴羽りょうの二面性(裏社会では凄腕のスイーパー(始末屋)であり、表の顔は、無類の女好きである)をうまく演じ分けてくれると思ったのです。
そして肝心な女性陣は、主人公・冴羽リョウの最愛のパートナー・牧村香役に相武紗季さん
「エンジェル・ハート」のヒロイン・シャンインには、三吉彩花さん
女刑事・野上冴子に高島礼子さん(うん、分かります)
う~ん、正直ドラマ見てみないとよく分かりませんっていう感じでした。
特に、三吉彩花さんって誰?って感じで。ちょっと調べたら、日テレの土曜お昼にやっている「メレンゲの気持ち」に出演していた娘でした。あ~、そういえば、いたいた。
・・・、
でも、大丈夫か!?って。
で、第一話。見てみました。
シティハンター → エンジェル・ハートの世界観出ているのじゃないですか!?
人気漫画の実写化でよくある"なにこれ!?"的な違和感はほとんどなしでした。
上川隆也さんは、冴羽りょうの"表と裏の顔"を自然に使い分けていたと思いますし、
特に、裏の顔になる時は、昔からのまじめで実直な感じがハマっていました。
そして、"大丈夫か!?"と危惧していた三吉彩花さんは、悪くなかったです!
まだセリフはあまりなかったので、これからどうなっていくのか分かりませんが、表情・アクション良かったです!
「メレンゲの気持ち」でいつも大人しい感じのあの娘が、こんな演技をするなんて意外でした。
相武紗季さんとの絡みはあまりないのでしょうが、ビジュアル的な相性もよさそうです。
あっ、あと、海坊主=ファルコン役のブラーザートムさんはお見事でしたね (;^ω^) 違和感なし。
きっと、エンジェル・ハートの大ファンの方の中には、いろいろ言いたいこと、納得できない部分があるのかもしれませんが、私みたいにシティハンターを懐かしく思いながらドラマを見た方なら、好意的な意見が多いのでは、と感じた第一話でした。
人気漫画の実写化ってやっぱり難しいですよね。
とにかく、その作品のファンであればあるほど、文句の一つや二つや三つは言いたくなるというものです。
ちなみに、最近の実写化で一番自分が納得したのは、「るろうに剣心」ですね。漫画のキャラクターと実写演者のキャラが非常にマッチしていたと思っています。
では、今回の"なんへん"です。
秋ドラマ 「エンジェル・ハート」なんへん:55
ただし、人気漫画「エンジェル・ハート」実写化 なんへん:60
※ドラマとしては、今後の展開次第ではつまらなくなるかもしれません。が、漫画の実写化としては思った以上に良かったです!⇒ 続けて 「エンジェル・ハート」第2話 シャンイン=三吉彩花さん感想をどうぞ
以上
Mr.なんへん