2018秋ドラマ『下町ロケット』感想!《加筆11/11》イモトアヤコのキャスティングを考える!

加筆 第5話《11/11》-いったいどうなってんだ-

3年ぶりの『下町ロケット』は前作から変わらず熱いドラマに仕上がっていました!

ストーリー展開は期待(予想)通りで、第1話からエンジン全開!次々と襲いかかる試練に思わずそこまでやるかと笑ってしまうほど(^_^;)

しかし、困難に立ち向かう姿を描くことこそ池井戸原作の醍醐味です!

まだまだこんなもので終わってもらっては困ります(^-^ゞ

もっともっと佃 航平(阿部 寛)を窮地に落として、そこから這い上がってくるストーリーを期待したいですね!
『下町ロケット』を見ていると、自分がどんどん“ドS”になっていく・・(;^ω^)

と、ここまでは私のポジティブな意見、感想です!

初回視聴率は、多分TBSにとっては期待外れの13.5%。下町ロケットの続編としては物足りない数字なんじゃないかと思います(2015年「下町ロケット」は平均18.6%)。
今期ライバルとなりそうな3本の中では最下位(まあ初回なんでこれからジワジワ上がってくるとは思いますけど...、)でした。
1位  15.00% 『リーガルV~元弁護士・小島遊翔子~』主演:米倉涼子
2位  14.20% 『SUITS』主演:織田裕二
3位  13.90% 『下町ロケット』主演:阿部寛
やはり視聴者は少しずつ池井戸作品に飽きが来ているのかもしれません!?
また、あのパターンか!?・・、と。

まあ、それでも13%いけば十分なんでしょうけどね…、

さて、では、ここからは言いたいことを言わせてもらいます!

以前からこの場で書いていたことの繰り返しになりますので、もし以前の記事を読んで頂いていたら少しダブるかもしれませんのでご容赦ください。

なぜ、イモトアヤコなのか!?

今回のイモトさんのキャスティングは、どうなんでしょう。ネットでは高評価のようです。彼女の涙に感動したとか...、そんな感想もあるようです。

彼女の演技に何を感じ、なにを想う、それは人それぞれ、“自由”です。

しかし、私はそのキャスティングに非常にがっかりさせられました。

彼女の演技が良いとか悪いとか、それ以前の問題です。

とにかく、彼女の登場に半端ない違和感を感じました。感じたんだから仕方ない(;'∀')


もともと池井戸ドラマでは俳優さん以外を多用する傾向がありましたが、

これが、ゲストだったり、ドラマの中心を担う役柄でなければ、そんなに目くじらを立てる必要もないと思います。いえ、立てません!

でも、そこそこ重要なレギュラーポジションであれば、見逃せないわけです。

たとえれば、プロのサッカーチームに、サーカー大好き芸人(そこそこ実力があり高校時代はレギュラーであったとしても...)が、交じっている感じ

ゲーム自体、破たんはしないけれど、アマチュア選手に渡るとリズムが一瞬狂うみたいな・・・、
もしくは、そのアマチュアに渡ると“大丈夫か!?”と、一瞬の不安と心配、焦りが生じる。そこで流れが止まる。止まると・・・、

感情移入する前に、流れが止まり“お笑いイモト”が頭をよぎる。

それは、一瞬だとしても、ストーリーの流れ、感情移入を中断させる。

それまでドラマの世界に没頭していた感情が、現実世界に呼び戻される!

これをシラケる(冷める)といいます(;´・ω・)

プロ選手に交じってお笑い芸人が出場するなんて、バラエティ番組ならあるかもしれませんが、真剣勝負の場ではありえないですよね!!

でも、今のドラマでは普通にあります。もはや、俳優さんたちにプロもアマチュアもないってことでしょうか。

そんなかたいこと言わずに、慣れますよって、言われるかもしれません。確かに慣れの問題かもしれませんが、慣れるまでの時間がもったいない。

初めから女優さんが演じれば何の問題もない。

いや、ここは絶対イモトさんじゃなければダメなんです。ダメな理由があるのです...、

と、いうのなら仕方ありません。

でも、そんなことないでしょ!!

もう一度言いますが、脇役やゲストなら目くじらは立てません。しかし...、

・・・、
・・・・、

プロの役者さんでいい!ただそれだけです。

イモトを使うわけは、ちょっとした変化とキャスティングする側の自己満足以外何物でもないと言いたい。

それか芸能事務所の関係なのか!?、いわゆる大人の事情ってやつでしょうか。

これは、映画やアニメの吹き替えで、プロの声優さんを使わず、芸人や俳優さんを使う構図と同じですね。

マジでやめてほしい!

※もう一度言いますが、イモトアヤコさんがダメだとか、嫌いだとか、演技がわざとらしいとか、そう言う個人攻撃じゃないですよ。

第1話にちょっとだけ出た古館伊知郎さんくらいの出演時間で勘弁してほしいということです。

以上、では恒例の。

2018秋『下町ロケット』なんへん:59

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加筆《11/11》-いったいどうなってんだ-

佃航平社長の最後のセリフ:いったいどうなってんだ!

・・、
・・・、

それ、こっちが言いたいわ(;´∀`)

ラストは、あまりにも「下町ロケット」という逆転勝利ドラマのために、都合よく作り上げた展開

ギア・ゴーストの伊丹社長の復讐に至る過程は分からなくもない。けれど、やはり唐突感が半端ない。あれだけ佃製作所にお世話になってきたのに、この仕打ちは、会社としても人としてもあり得ない。しかも私怨だって!

池井戸作品はマンネリ感があってちょっと飽きが来ているのも正直なところ、ただ、最後に“善”が勝利して皆でそれを喜び合う姿が爽快・痛快だからやめられない!

でも、ですね。

そこにもう一つ大切なのが、ストーリーとしての“納得感”があるからこそ。そこが崩されると途端に嘘くさくなる!

それはないでしょ池井戸さん!って感じになったらダメですよね。

せっかく、帝国重工 財前部長との友情、佃製作所経理部長 殿村との別れが真っ当に描かれていたのに、ちょっと強引すぎる展開に、あれ!?っと思うわけです。

前作(2015年版)下町ロケットの脚本家は八津弘幸さん。彼は「半沢直樹」や「陸王」を手掛けていますが、今回から脚本家が変更され、丑尾健太郎さんになりました。

なんとなく、気がついていましたか!?

「ブラックペアン」の脚本も手掛けていますね。そっか!? なるほど、共通しているのは“私怨の復讐”ですね。なんか、納得。

2018年版「下町ロケット」は、相変わらず熱いドラマであることは変わらないけど、なにか急ぎ過ぎているような、奇をてらいすぎているような気がして仕方ありません

それと、イモトアヤコさんの演技を評価する声もあるようですが、やっぱり私には、覚えたセリフを懸命に話しているようにしか見えない。何度も言うけど、島津という役がイモトアヤコさんしか選択肢がなかったのなら仕方ありませんが、そうでないのなら(女優さんはたくさんいるでしょ!)プロの役者さんにやって頂きたかったという意見は変わりません...、5話まで見てきての感想です。

以上、ここまでのなんへんは!? 1ポイント減

2018秋『下町ロケット』第5話まで なんへん:57

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