正直、卓球のことはよく分かりません(;´・ω・)
技術的なこととか、専門用語とか。
しかし、ロンドンオリンピックでの日本女子団体の活躍(銀メダル)で注目していたので・・、先日まで行われていた世界卓球2016では、かなり熱くなって応援していました!
結果、日本は女子が2大会連続の銀メダル!
男子も39年(1977年以来)ぶりの銀メダルに輝きました。( ^^) _U
男女ともしばらく銅メダルどまりだった(男子は2008年から4大会連続銅メダル、女子は2001年から5大会連続、2012年はメダル逃すも、14、16は銀メダル)過去を超えて着実に力をつけてきた。
素晴らしいですね!(^-^)
先日、「なでしこジャパン」の記事で、チームスポーツで、世界と戦い勝つために必要な要素として
【個の力】【チームワーク】【気持】そのバランスが最も取れたチームが世界の頂点を極める!と書いています。
⇒ 澤穂希のいない『なでしこジャパン』 澤穂希を乗り越えろ!《加筆》中国に完敗!
もちろん、卓球は、団体戦があるとはいえ、"個人スポーツ"です。
なので、【チームワーク】という部分は、当てはまらないかもしれませんが、
準決勝で勝利した後、彼、彼女たちが口々に言っていたのは、
“チーム一丸で!!” "気持ちで負けないようにしました!"というチームワークと精神面。
それを聞きながら、やっぱり【気持】だよなぁ~、と思いを強くしたわけです。
女子予選グループリーグの対ドイツ戦、日本女子(世界チームランキング2位)は、世界ランク7位のドイツに2対3で敗れてしまいました。
個人ランクでも、世界17位のソルヤ選手に同4位の福原愛選手も、同5位の石川佳純選手も敗れています。
たまたまこの世界ランキングが当てにならないのか!?
それとも、ソルヤ選手の【気持】が日本のキャプテンとエースを上回ったのか!!
その答えは、翌日すぐに出ました!
今度は、石川佳純選手がゲームカウント3対1でソルヤ選手に雪辱を果たし、ドイツチームにも3対0と完勝したからです。
つまり、決して【個の力】で劣っていたわけではなかったと。
(※ それにしても2試合連続で同じチームと対戦するって・・、勝った方も負けた方もいやでしょうね。。)
ではなぜ予選リーグで負けたかといえば、それはドイツチームの負けて元々という捨て身の【気持】が、日本女子の【気持】を上回ったからだと考えざるを得ません。
しかし本当に、卓球というスポーツはメンタルが重要なんだなぁと、あらためて感じたわけです。
もちろん他のスポーツもそうでしょうけど、特に「卓球」は試合の展開(スピード)が早くて、ちょっと弱気になると、あれよあれよという間に点差が開いていきますよね。
で、やっぱり【気持】だよなぁ~、と。
しかし、
・・、
・・・、
まあ、それにしても、中国の強いこと!
決勝の「中国戦」を見て、【気持】云々は、粉々に打ち砕かれてしまったのです。
男女ともに可能性はゼロではないとはいえ、金メダルははるか彼方だと思いましたね
(;´Д`)
しばらく日本女子は世界第2位、男子は世界第3位(からそのひとつ上を)というポジションを死守しつつ、絶対的な個のレベルを上げていかないと、【気持】だけでは到底超えられない「壁」だと思いました。
分かってはいました!
どんなに勝ちたいという気持ちが相手より勝っていようが、「個」に明らかな差があれば到底太刀打ちできないということは。
【気持】だけではどうにもならない相手がいる。
ただし、そんな中国選手相手に、石川佳純選手は試合後のインタビューで語っています。
「決勝では中国に負けたが、今回は自分のいいプレーも出て通用する部分もあったので、いいところを伸ばしてここ一番で勝ちきる強さを身につけたい」と。
そうなんです。"通用する部分"はあると思います。
現に、石川佳純選手(世界ランク5位)は、同ランク7位の李暁霞選手よりランクが上ですし、試合も始めの2ゲームを奪っているのですから(その後3ゲーム連取されてしまった (・_・;)
15歳の伊藤美誠選手(世界ランク12位)も、2015年世界卓球女子王者の丁寧選手(世界ランク2位)との決勝第1ゲームを11-8で勝っていますからね!
少なくとも、"技術"で完全に劣っているとはいえないと思います。
(素人の感想ですけど(;^ω^)
ただ、【個の力】とは、技術だけではなく、体力(身体能力、パワー)の勝負もあるので、その差は歴然でした。体格的には「大人と子供」くらいの差があったような気がしますから。
※それでも体格差のあるドイツには勝ってますけど・・!!
ただそうなると、技術的には中国を上回らないと!、体格差はどうにもならない「壁」ですから。
で、しつこいですが、もう一つの要素である【気持】です。
実は、ここにも大きな「中国」との差を感じたのです。
中国人選手たちとの気持ちの差とは
見ていて感じたのは、日本人選手がよく口にするような"勝ちたい"という【気持】ではなくて、
自分たち(中国選手)が、絶対
"負けるはずがない"という強い【意志】(気持)、
"負けるわけがない"という強い【自信】(気持)
そういった種類の、相手をのみこんで(威圧するような)【気】を感じたのです。
"負けない"とか"勝ちたい"とか、そんな【気持】のはるか上をいく【気】
それが、中国選手たちにはある!
これには、敵いません(;^ω^)。
では、これに立ち向かうには、勝つにはどうしたらよいのか!?
もちろん、【個の力】を少しでもアップさせるのは言うまでもありません。
相手の上をいく練習をするしか方法はないとは思いますが、
そうして付けた自信を胸に秘めて、あとは、やっぱり【気持】です。
それも、"勝ちたい"とかそんな弱いものじゃなくて、
相手が、"自分が(我々が)負けるわけがない"!!という【気】でくるなら、
こちらは、
"私が(私たちが)勝てないはずはない"という【気】で対抗するしかないのかなぁと・・、
なんか、完全に精神論的な話になってしまって恐縮ですが、
そう考えたくなるほど、中国選手たちの"圧"がすごかったもので!
決勝では、福原愛選手も、石川佳純選手も、伊藤美誠選手も、
男子エースの水谷隼選手も、吉村真晴選手も、大島祐哉選手も、
ちょっとのミスで、もう相手にのまれてしまっていました!
中国戦、男女合わせて計6試合。0勝6敗。
全22ゲームは、4勝18敗(ゲーム)でした。
完敗でした!
中国は強かった(''◇'')ゞ
ただ、水谷隼選手が語っています。"日本のレベルが上がっていると思う"と。
結果も出ています。
この勢いをリオ オリンピックにぶつけてほしいと思います!
時間は足りないかもしれませんが、開き直りが大切です。
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今日の報道ステーションのスポーツコーナー。ゲストで先日リオ オリンピック出場を決めたU-23男子サッカー日本代表チーム監督の手倉森監督が出演されていました。
監督は言いました。
"人の想いで勝負事は動く"
その通りなんだと思います!
【個の力】がどこまで通用するか分かりませんが、少しぐらい足らなくても、
それを補うだけの【気】を見せて頂きたいと思います。
"私が(私たちが)勝てないはずはない"という【気】を。
では、なんへんです。
世界卓球2016 男子・女子団体 銀メダル なんへん:62
中国に負けはしましたが、今大会男女ともに日本チームの【気持】(チームワーク)は、素晴らしかったです!女子は試合が終わるたびに誰かが涙を流していましたね(^^ゞ
涙もろいとは思いますが、それだけ【気】が入っていた証なのでしょう!
まだまだ彼女たちは強くなる!
そんな期待を抱かずにはいられない彼女たちの涙でした!(^◇^)
以上
Mr.なんへんでした。