『グレイテスト・ショーマン』感想(加筆)  何度でも観に行きたくなる最高のショー!

-加筆-(4月11日)現実の世界と劇中の世界のちょっとしたシンクロ

The Greatest Showman

WHOA、WHOA、WHOAWHOAWHOA(ウオーオーオオオー)、
WHOA、WHOA、WHOAWHOAWHOA(ウオーオーオオオー)、
WHOA、WHOA、WHOAWHOAWHOA(ウオーオーオオオー)、

LADIES & GENTS(紳士淑女の皆さま)
THIS IS THE MOMENT YOU'VE WAITED FOR(お待ちかねの瞬間です!)

WHOA、WHOA、WHOAWHOAWHOA(ウオーオーオオオー)、

観衆の歓声(雄叫び)から始まる1曲目 The Greatest Showman
この歓声が、この映画のすべてなんです!!



監督:マイケル・グレイシー
キャスト:
ヒュー・ジャックマン(P・T・バーナム)
ザック・エフロン(フィリップ・カーライル)
ミシェル・ウィリアムズ(チャリティ・バーナム)
レベッカ・ファーガソン(ジェニー・リンド)
ゼンデイヤ(アン・ウィーラー)
キアラ・セトル(レティ・ルッツ)他
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簡単な解説

19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描くミュージカル映画。P・T・バーナムをヒュー・ジャックマンが、パートナーのフィリップをザック・エフロンが演じる。

P・T・バーナムは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師。妻への一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供しエポックメーキングなショーを創造したことで知られている(公式HPより)

音楽を手がけるのは、『ラ・ラ・ランド』で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。
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ストーリーは、典型的なサクセスストーリ!
極貧生活から(主人公)バーナム自身の才覚でのし上がり、成功と幸せをつかむまでの物語をスピーディーな展開とパワフルな音楽と心踊らされるダンスで一気に魅せてくれる。

久しぶりのミュージカル映画でしたが、こんなに観ていてワクワクした映画は本当に久しぶりでした。

ヒュー・ジャックマン!
ヒュー・ジャックマン!
とにかく、ヒュー・ジャックマン!
『LOGAN/ローガン』ウルヴァリン役の彼も渋くて大好きですか、バーナム役の彼は最高にカッコよかった!
歌、ダンス、共に素晴らしく、さらにこの主人公には無くてはならない”野心家”としての人物像を体現できる役者。それが、ヒュー・ジャックマン!

3回観ました!

1回目より2回目、2回目より3回目
スクリーンに釘付けになりました。

まずオープニング
オープニング(つかみ)でこの物語のすべてを理解しました。いやホントに、それほど単純なんです。
オープニング10分で起承転結を想像し、その通りになっていくこの快感!

難しい話は一切なし!

あなたが生活にちょっとでも疲れているなら、ぜひ観てほしい。だまされたと思って。
悪い批評など気にせず。
心から、楽しんで!

そして、自分のお気に入りの曲を口ずさもう(当然私はCDを購入済み)
私の現時点でのお気に入りベスト5は....、
1 The Greatest Show
(歌: Hugh Jackman, Keala Settle, Zac Efron, Zendaya & The Greatest Showman Ensemble)
2 The Other Side
(歌: Hugh Jackman & Zac Efron)
3 Come Alive
(歌: Hugh Jackman, Keala Settle, Daniel Everidge, Zendaya & The Greatest Showman Ensemble)
4 Rewrite The Stars
(歌: Zac Efron & Zendaya)
5 Never Enough
(歌: Loren Allred)

グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック)  

面白いのは、1回目から2回目、2回目から3回目と、好きな曲がドンドン変わっていくこと。
なんか不思議な感覚ですが、要するにすべて素晴らしい出来栄えということなんでしょう!(^^)!
2週間前までの1位は、
This Is Me でしたから。
(歌: Keala Settle & The Greatest Showman Ensemble)

鳥肌が立ったシーン
ジェニー・リンド役のレベッカ・ファーガソン(しかし、レベッカ・ファーガソンの凛とした美しさは圧巻)が「Never Enough」を歌い始めてから歌い終わるまでずっと!('◇')ゞ  彼女のパフォーマンスに(実際にはLoren Allredが歌っているのですが)圧倒されました。

"本物"を感じられたからです!

この映画のラストに、主人公P・T・バーナムの言葉が流れます

この『言葉』に感動しました!

ホンモノって、そう言うことなんだよなって・・・、

人から聞かされたら、ありふれた言葉かもしれません。
普通に教科書に載っていそうな....、

ただ、この映画『The Greatest Showman』を観終わった後には、
物凄く心に響く『言葉』です!

ぜひ、この言葉の真の感動を味わってください!

歌とダンスとシンプルなテーマ、シンプルなストーリー

貧困
差別
偏見
勇気
希望
自信
孤独
挫折
幸福
家族

etc...

難しいことは抜きにして

考えずに感じる映画です!

ぜひ!!( `ー´)ノ

では、なんへんです。

映画『The Greatest Showman』なんへん:67



 

-最も崇高な芸術とは人を幸せにすることである-

P・T・バーナム

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-加筆-(4月11日)

ロングランヒットとなっているグレショーですが、公開当初、米国では評論家からかなり辛辣な論評をされていたということです(^^;

しかし、そんな辛口などものともせず、口コミから現在のロングランヒット、成功につながっていきます。
※『グレイテスト・ショーマン』、公開10週目にして米国で1億4,700万ドルの興行収入を記録。
興行収入分析の専門家によれば、こうした“じわじわ”大ヒットは「ほかの映画にはほとんどない」例であり、また米Fandangoのエリック・デイヴィス氏も「観客の口コミが成功に導いた」のだと述べている。
※日本でも、グレイテスト・ショーマン興収44.3億円で『ラ・ラ・ランド』抜きオリジナル・ミュージカル映画歴代1位!

既に観賞した方なら“あれ”どこかで見た・聞いたシーンに似ているなと感じたかと思います。

そう、劇中でバーナムのショー(サーカス)が高級新聞社の記者から酷評されるのですね

"あなた(バーナム)のショーは偽物だ"と。

それに対してバーナムは言い返します。

"ショーを見たお客さんは皆笑顔で帰っていく"、と。

映画公開当初に酷評していた評論家の話しと劇中のこのエピソード(セリフ)

現実の世界と劇中の世界が、ちょっとシンクロしませんか( ´∀`)

評論家受けする映画(観客を選ぶ映画)もあっても良いですけど....、
...、
.....、

そこでまたあのバーナムの言葉が核心をついて思い出されます。

-最も崇高な芸術とは人を幸せにすることである-

このバーナムの言葉に深くうなづくばかりです!



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