『臨床犯罪学者 火村英生の推理』第9~最終回感想《加筆あり》 この最終回は、美しくない!!

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最終回に向けて、俄然話が盛り上がってくるドラマと、どうも自分の予想していた展開と違って残念な感じになってくるドラマがあります!
(´・c_・`)

きっと”誰か”にとっては、期待以上の盛り上がりでワクワクしているのでしょうが、
しかし、私にとっては、
ちょっと残念な感じになってきてしまったのが、
臨床犯罪学者 火村英生の推理』第9話です。
(´・c_・`)

もしかしたら、私は少数派なのかもしれませんけど・・。
・・、

ただ、この“残念な感じ”の理由は分かっています!

これまでのような「謎解きミステリー」からテーマが変わってしまったからです。

これまで一貫して流れていた火村自身の殺人に対する衝動=人を殺したいと思ったことがあると言う告白は何度も聞かされてきました。

そんな彼の心の闇の部分(ダークサイド)をどのようなオチ(けじめ)で終わらせるのか!?、それはそれで見所のひとつではありましたが・・、

その“闇の部分”と「シャングリラ十字軍」の指導者 諸星沙奈江(長谷川京子37歳)との絡みにどんな意図があるのか、いまひとつピンときません!
(´・c_・`)

闇の部分を心に封印しようとする火村自身の決意、第8話で捕らえられた“切り裂き王子アポロン”と呼ばれる少年との接見の際に語られました

第9話最大の見どころと言ってもいいでしょう!

火村英生=斎藤工さん34歳の抑えていても凄みのある演技が堪能できました!

以下、そのセリフを書き出します!
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火村:なぜ君は彼らを殺した。
少年:人を殺してみたかった! と、言うとそれっぽい?…、(うすら笑いを浮かべながら・・)

火村:君とは無関係なシャングリラ十字軍の若者を狙ったのはなぜだ? (淡々と質問する火村)
少年:誰でもよかったんだよね!、、って、みんな言うよね (ニヤッとして)
少年:あいつらどうせそのうち犯罪を犯す! 逝って(いって)よし
そうでしょ(火村に同意を求めるような眼差しを向けてきて…)
僕の美しい犯罪に彼らが必要だったんだ! (勝ち誇ったような笑みを火村に向ける少年)

一瞬、火村の目が光る

火村:(無意識に反芻する火村、独りごちる) 美しい犯罪 …、
少年:そう、僕はそれを実現した!! (満足気に)

火村:この世に美しい犯罪があるならこの目で見てみたい!いっそこの手でそれを犯してみたい…、俺もそう思ったことがある!

少年:へ~ (またうすら笑いを浮かべながら…、)

火村:そして、犯罪学者になった。美しい犯罪を探し求めて、何度も犯罪現場に立ち、そして分かった。

その刹那!!

おもっいっきり机を両手で叩き、そして少年の胸ぐらを一気につかみ締め上げる!!

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火村:いいかよく聞け!(顔と顔が触れ合うくらい接近して)

火村:この世に美しい犯罪なんて存在しない!
あるのはお前が犯したのと同じ醜く残忍で無価値な犯罪だけだ!


何が起こったか一瞬訳が分からないといった少年。言葉は出ない。

火村:だから俺はそれに手を染める犯罪者を絶対許さない!

かつての俺やお前のような奴に、この世に美しい犯罪なんか存在しないことを証明し続ける!!

それが俺のフィールドワークだ!

フッと我に返る火村。
少年の頭から頬を手のひらで優しく撫でつける。

そして、少年の目を見つめながら、諭すように、こう言う。

お前の犯罪は、美しくない!

火村の視線から逃れられない少年

それは、これまで以上に激しく!荒々しく!攻撃的な彼のセリフでした!
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ここで、一つの決着をつけたのではないでしょうか!?
火村の心の闇について・・・、私にはそう見えました。

※ついでに言うと、第9話はここで終わってもいいくらい(;´Д`)

火村の心の闇の部分。それをこれ以上発展させても、彼が衝動的に、刹那的に、イカれて、殺人を犯すとは考えられなかったからです。
たとえ、ここにきて、強引に火村の内なる衝動(闇)に火をつけようと画策するシャングリラ十字軍が何をたくらんだとしても

そうなると、パートナーである有栖(窪田正孝)の拉致事件は、いま一つピンときません。
廃ビルの地下室で繰り広げられる大して意味があるとも思えない”処刑するしない”の会話。
実行犯4名(鬼塚(竹内涼真)、城(今野浩喜)、安奈(仁村紗和)、嵯峨(野間口徹))たちのリアリティの無さ!

私にとっては、これ以上火村のダークサイドに興味は持てなくなったのに、「シャングリラ十字軍」の諸星が“同じ匂いがする”からという理由だけで彼に付きまとう意味って!?
単なる好奇心、それとも”恋心”とでも言うのでしょうかね?
そもそも「シャングリラ十字軍」の革命ってなんなんでしょう?
(´・c_・`)

すべては最終回に明かされるのでしょうか?

正直、とっても中途半端な展開になってきちゃったなぁという感想です。

先日の記事(スペシャリスト)で、荒唐無稽なドラマについて書いてみました。

陰謀、悪だくみ、裏切り・・・、そういった種類のたくらみをストーリーの軸にするのは、見ていてドキドキ・ハラハラして面白いのですが、一歩間違えれば単に荒唐無稽な=(馬鹿ばかしい、あほくさい、白けた)ドラマになってしまう可能性がありますよね。

そこをなんとか現実世界にギリギリ踏みとどまらせているのは、なんでしょう!?

演者(役者)の力だと思います!

もちろん、脚本や演出の力もあるでしょうが、同じ脚本でも、それが真実味を持つか、それともウソ臭くなってしまうかは、ひとえにその役者を信頼できるかどうかにかかっていると思うのです。

役者への信頼ですね!!

『スペシャリスト』第9話感想 《草なぎ剛という役者について》

ごめんなさい。m(__)m

竹内涼真さん、今野浩喜さん、仁村紗和さん、野間口徹さん、そして今の長谷川京子さんにリアリティを感じるのは難しいです!(;´∀`)
まだ、独房?にいる時の諸星(長谷川京子)には説得力があったと思いますが。

ということは、演者よりも、脚本や演出に信頼がおけなくなった(興味が持てなくなった)のかもしれません。

せっかく、火村と有栖の二人の関係がしっくりハマってきただけに、それに、第1話からとっても面白い謎解きミステリーが楽しめてきたのに・・・、ちょっともったいない展開になってきちゃったなあと・・。
そんな気がします。

このドラマの初めての感想をアップした際に、こう書いていました。(もう忘れていましたが・・)
↓ ⇒ 2016【冬ドラマ】臨床犯罪学者『火村英生の推理』感想~この犯罪は美しくない~

ただし、一抹の不安は、シャングリラ十字軍の話が安っぽい感じになったら白けてしまうなぁと。それだけです。

・・、
・・(”^ω^)

なんか、当たったかも!?

いや、まだもう1話残っています。
最後の最後にしっくりくる結末を期待して、では、なんへん行きます。

冬ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』第9話 なんへん:56

※なんへん指数:59 → 56へ下がってしまいました(;´∀`) ラストでの巻き返しを期待!

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冬ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』最終回 なんへん:55

※最終回見ました。感想は、第9話で書いた上記記事からあまり変化がないので”なんへん”だけアップします。正直、ちよっと残念な最終回で、なんへん指数下げました。

特に諸星の護送シーン。なんと脱走した重要人物を公安の職員たった一人で護送するというね・・。
崖での火村と諸星の対決シーンでも、いったい諸星は何をしたいのか、したかったのか、さっぱり分かりませんでした。
二人のセリフに何のリアリティがあるというのでしょう・・(;´Д`)

ラストも、”はぁ~(;・∀・)”という感じで終わってしまいましたし・・。
あれは、ハッピーエンドということでいいのでしょうか!?

う~ん!?

そして、番組の最後に、Hulu限定アナザーストーリーの番宣がありましたね。
3週連続で火村とアリスの出会いとその頃の事件などが描かれるという・・。

いやマジですか!?、シャングリラ十字軍と諸星との話なんかよりよっぽどそっちの方が見たいわ!! と、思いました。

この最終回は、まったく美しくない!!

以上
Mr.なんへんでした。

   

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